Word 2021で既存の文書を開いた際、縦書きの文字がHGS行書体で表示されず、横書きでは正常に表示されるケースがあります。この記事では、縦書きで行書体を復元するための原因と解決策を具体的に解説します。
問題の原因
Wordでは縦書きと横書きでフォントのレンダリング方式が異なるため、縦書きで特定フォント(HGS行書体など)が正しく表示されないことがあります。また、フォント名が「HGSgyousyotai」と変換される場合は、システム側でのフォント名認識に差異があることが原因です。
解決策1:縦書き専用のフォント設定を確認
縦書き文書を開き、該当テキストを選択して「フォント」ダイアログを開きます。「縦書き用フォント」と「横書き用フォント」の項目を確認し、HGS行書体が選択されているか確認します。もし異なるフォントになっている場合、縦書き用にHGS行書体を再設定してください。
解決策2:フォントの再インストール
個人設定にフォントがあっても、Wordで正しく認識されない場合があります。HGS行書体を一度アンインストールし、公式サイトまたは信頼できる配布元から再インストールして、Wordを再起動すると改善することがあります。
解決策3:Wordの設定リセット
クイック修復を試しても改善しない場合、Wordのユーザー設定をリセットすることが有効です。Wordを終了後、設定ファイルをバックアップした上で削除し、Wordを再起動すると初期状態に戻ります。これにより、縦書きフォントの認識問題が解消されることがあります。
補足:縦書きと横書きのフォント挙動
横書きではHGS行書体が正常に表示されることがあるのは、横書きではTrueType形式でフォントが正しく読み込まれるためです。縦書きではOpenType機能が必要な場合があり、フォント設定の差異が表示に影響します。
まとめ
Word 2021で縦書き文書のHGS行書体が正しく表示されない場合は、縦書き専用フォント設定の確認、フォントの再インストール、Word設定リセットが有効です。
これらの手順を試すことで、横書きと同様に縦書きでもHGS行書体を正しく表示できるようになり、既存データを問題なく利用できるようになります。


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