Affinity Designer 2 iPad版で色の設定、保存、再度開く際の色のずれを防ぐ方法

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Affinity Designer 2 iPad版で、指定した色(例えば#80bdcc)が再度開く際やPDF書き出し時にずれる問題はよくある課題です。特に印刷物として使用する場合、正確な色の保持が重要です。この記事では、色の設定方法、保存方法、PDF書き出しの際に色がずれないようにするためのポイントを詳しく解説します。

Affinity Designer 2で色を設定する方法

まず、Affinity Designer 2で色を設定するには、16進数カラーコード(例えば#80bdcc)を使って色を選択します。色設定は「カラー」パネルで行い、必要なカラーコードを入力して色を調整します。この時、作業するドキュメントのカラーモード(RGBまたはCMYK)に合わせて設定を行うことが重要です。

もし、CMYKモードで作業している場合は、カラー設定を「CMYK/8」や「Japan Color 2001 Coated」に合わせて設定することで、印刷に適した色を選ぶことができます。この設定を正しく行わないと、印刷時に色が変わる原因になります。

色設定を保存する方法とその注意点

色設定を保存するには、通常の「Affinity」ファイル形式(.afdesign)で保存することが推奨されます。このファイル形式は、カラー設定やレイヤーなどの情報を完全に保存します。

PDFなどで書き出す場合、色の設定がずれる可能性があるため、保存前に必ずカラープロファイルが正しいかを確認しましょう。特に、PDF書き出し時には、カラープロファイル(CMYKなど)が一致していないと色のズレが発生することがあります。

再度開いたときに色がずれないようにする方法

再度開いたときに色がずれる原因は、カラープロファイルの不一致や、アプリケーション設定によるものが考えられます。これを防ぐために、作業時には必ずカラープロファイルを確認し、保存時に「カラープロファイルを埋め込む」オプションを選択することが重要です。

また、保存するファイル形式を選ぶ際にも注意が必要です。PDF書き出し時には、カラープロファイルの埋め込みを選ぶことで、他のデバイスで開いたときにも正確な色が表示されるようになります。

PDF書き出し時に色のずれを防ぐためのポイント

PDFで書き出す際に色がずれる主な原因は、カラープロファイルが適切に設定されていないことです。PDF書き出し時には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 「CMYK」モードで色を設定している場合は、PDF書き出し時に「CMYK」プロファイルを選択する。
  • PDF書き出し時に「カラープロファイルを埋め込む」オプションを選択する。
  • 印刷用途の場合、ドキュメント設定に合わせて「Japan Color 2001 Coated」などの印刷用カラープロファイルを選択する。

これらの設定を行うことで、印刷物で色がずれるリスクを減らすことができます。

まとめ

Affinity Designer 2で色を正確に設定し、保存や再度開いたときに色がずれないようにするためには、カラープロファイルの設定と保存形式に注意することが重要です。特にPDF書き出し時には、カラープロファイルを埋め込む設定を選択し、印刷用途に適した設定を行うことで、色のずれを防ぐことができます。

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