MMDモデルに外部モデルを結合・合体させる作業は、特に初心者には少し難易度が高いかもしれません。しかし、Blenderを使って適切に操作することで、MMDで外部モデルをうまく統合することが可能です。この記事では、MMDに外部モデルを結合するための手順を詳しく解説します。
MMDとBlenderを連携させる準備
まず、MMDモデルとBlenderを連携させるために必要な準備を整えましょう。Blenderを使ってMMDモデルの編集や外部モデルの統合を行うには、「MMD Tools」などのプラグインを使用する必要があります。
「MMD Tools」をインストールした後、BlenderでMMDモデルを読み込むことができるようになります。この準備が整ったら、次に外部モデルをBlenderにインポートする手順に進みます。
Blenderで外部モデルをインポートする方法
外部モデルをBlenderにインポートする方法は非常に簡単です。まずは以下の手順に従ってください。
- Blenderを起動し、メニューから「ファイル」→「インポート」を選択。
- インポートするモデルの形式(例えば、FBXやOBJ)を選び、対象の外部モデルをインポート。
- インポート後、Blender内で外部モデルを確認します。
インポートした外部モデルがBlender内で問題なく表示されれば、次に進みます。
MMDモデルと外部モデルを結合する方法
Blender内でMMDモデルと外部モデルを結合するためには、いくつかのステップがあります。外部モデルがインポートされたら、次に行うべきはMMDモデルとのポーズや位置の調整です。
以下の手順を踏んで、外部モデルをMMDモデルに結合しましょう。
- 外部モデルを選択し、MMDモデルと同じ位置に移動します。
- MMDモデルのボーン(骨格)に合わせて外部モデルのボーンを調整します。
- 「親子関係」を設定して、MMDモデルと外部モデルを一体化します。
親子関係を設定すると、MMDモデルを動かす際に外部モデルも一緒に動くようになります。これで、外部モデルがMMDモデルと結合されました。
最終確認と調整
結合後は、モデルが正常に動作するかを確認するため、ポーズやアニメーションを適用して動作確認を行いましょう。
もし動きが不自然だったり、外部モデルがMMDモデルにうまく連動しない場合は、以下の調整を行ってください。
- 外部モデルのボーンの位置やスケールを再調整する。
- アーマチュア(骨格)のウェイトを再設定する。
- 必要に応じて、MMD Toolsの設定を調整して再インポートを試みる。
まとめ
MMDモデルに外部モデルを結合するには、Blenderを使用してインポート、位置調整、親子関係を設定することが基本です。外部モデルが正常に動作するように調整を行い、最終的にMMDモデルと一体化させることができれば、目的のモデルが完成します。この記事で紹介した手順を参考にして、MMDのカスタマイズを行いましょう。


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