Blenderでオブジェクトがゴムのように伸び縮みするアニメーションを作成するには、ボーンを使ったり、モディファイアを適用したりすることができます。この記事では、初心者向けにゴムのようなアニメーションを作成する方法と、アニメーションの保存方法について解説します。
Blenderでオブジェクトを伸縮させる基本的な方法
オブジェクトをゴムのように伸び縮みさせるためには、まずはオブジェクトの変形を制御できる仕組みを作る必要があります。これには、ボーンを使用したり、シェイプキーやモディファイアを利用したりする方法があります。
1. ボーンを使ったアニメーション
オブジェクトにボーンを設定し、そのボーンを操作することで、オブジェクトを伸縮させることができます。まず、オブジェクトにアーマチュアを追加し、必要なボーンを配置します。その後、ボーンにウェイトを設定して、オブジェクトのどの部分がどのボーンに影響されるかを指定します。
2. シェイプキーを使用する
シェイプキーは、オブジェクトの形状を変化させる方法です。ゴムのように伸縮するアニメーションでは、シェイプキーを使ってオブジェクトの元の形状から変形した形状を定義し、アニメーションでその形状を補間します。
アニメーションの作成方法
オブジェクトのアニメーションを作成するには、Blenderの「タイムライン」を使って、キーフレームを設定します。キーフレームは、特定のタイムスパンでオブジェクトの状態を記録し、アニメーションを動かすための基礎です。
1. タイムラインの設定
まず、Blenderの「タイムライン」を表示させ、アニメーションの開始フレームと終了フレームを設定します。タイムライン上でオブジェクトの変形を記録するために、各フレームでキーフレームを追加します。
2. ボーンやシェイプキーのキーフレーム設定
ボーンやシェイプキーを操作して、ゴムのように伸び縮みする動きを作成します。各キーフレームで、ボーンの位置やシェイプキーの値を変更し、オブジェクトが変形する様子を設定します。
アニメーションの保存方法
作成したアニメーションを保存する方法についても解説します。アニメーションはBlenderで作成後、動画や画像シーケンスとして出力できます。
1. 動画として出力
アニメーションが完成したら、Blenderの「レンダリング」設定を開き、出力形式を「動画」に設定します。出力先を指定し、レンダリングを開始すると、アニメーションが動画として保存されます。
2. 画像シーケンスとして保存
動画ではなく、各フレームを画像として保存したい場合は、レンダリング設定で「画像シーケンス」を選択します。これにより、各フレームが個別の画像ファイルとして保存され、後で動画編集ソフトで統合できます。
まとめ
Blenderでオブジェクトがゴムのように伸び縮みするアニメーションを作成するには、ボーンやシェイプキーを活用し、キーフレームで変形を設定します。アニメーションが完成したら、動画または画像シーケンスとして保存することができます。初心者でも手順を踏んでいけば、簡単に伸縮アニメーションを作成できるので、ぜひ試してみてください。


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