Live2D Cubismを使用している際に、誤って「X=30かつY=30専用のキー」を設定してしまった場合、特定のパーツが反応しないなどの不具合が発生することがあります。このような問題に直面した場合、どのようにそのキーを削除し、元の動作を取り戻すことができるのでしょうか？この記事では、その削除方法について説明します。
1. 「X=30かつY=30専用のキー」とは
「X=30かつY=30専用のキー」とは、X軸とY軸の両方に特定の値（例えば30）が設定されたキーのことを指します。誤ってこのような複合キーを設定してしまうと、X単体やY単体での補間がうまく機能せず、特定のパーツだけが異常に反応する場合があります。
この問題を解決するには、まず「複合キー」の設定を特定して、正しく削除する必要があります。
2. 複合キーを確認する方法
Live2D Cubismでは、複合キー（X軸とY軸が同時に設定されたキー）は、通常の「角度X」や「角度Y」のキーとは異なります。これを確認するためには、タイムライン上でXとYの両方に設定されたキーを個別にチェックする必要があります。
タイムラインにおいて、「角度X」と「角度Y」の各キーを確認し、X=30およびY=30が同時に設定されている箇所を探してください。その位置に誤って設定されたキーが存在している可能性があります。
3. 複合キーを削除する方法
複合キーを削除するには、タイムライン上で該当するキーを選択し、右クリックで「削除」オプションを選びます。しかし、この操作を行うと、X単体やY単体のキーも一緒に削除されてしまうことがあります。これを避けるためには、複合キーを単体のキーから分離する必要があります。
もしX軸とY軸の補間が必要な場合は、X単体、Y単体のキーをそれぞれ調整し、複合キーを完全に削除することで、元の動きに戻すことができます。
4. 正しい操作手順と問題解決法
1. タイムラインでX軸とY軸に設定されたキーを確認し、複合キーを特定します。
2. 複合キーが見つかった場合、そのキーだけを削除します。削除後は、X軸とY軸の補間を再設定し、元の動きを確認します。
まとめ
Live2D Cubismで「X=30かつY=30専用のキー」を誤って設定した場合、その削除方法はタイムラインで該当するキーを確認し、正しく削除することです。削除する際にX単体やY単体のキーも一緒に消えないように注意が必要ですが、手順を守ることで問題なく元の動きに戻すことができます。これで、よりスムーズにLive2D Cubismを使用することができるようになるでしょう。
コメント