VRChatで使用するアバターをUnityでカスタマイズし、特に表情やシェイプキーの操作において、どのように変更や追加を行うかについては多くの質問があります。今回は、Vroidで作成したアバターにFaceEMOツールを使用し、瞳のハートマークを「ぐるぐるマーク」に変更する方法について解説します。
1. Unityでのシェイプキーの基本操作
シェイプキーは、3Dモデルの頂点を変形させることで表情や形状を変更する機能です。VRChatで使用するアバターにもシェイプキーが設定されており、Unityでそれらを編集できます。FaceEMOツールを使用すると、ハンドサインや表情を簡単にコントロールできますが、特定のシェイプキーを変更したり追加する際には、Unityでの作業が必要です。
2. ぐるぐるマークの画像を追加する方法
まず、用意した「ぐるぐるマーク」のPNG画像をUnityのアセットに追加します。画像をアセットフォルダにドラッグ&ドロップすることで、Unity内で簡単に使用できるようになります。その後、シェイプキーを使ってこの画像をアバターに組み込みます。シェイプキーの編集を行う際には、まず対象となるオブジェクト(この場合は瞳の部分)を選択し、シェイプキーを新たに作成してその画像を適用します。
3. 既存のシェイプキーの複製と変更
「Fcl_EYE_Highlight_Hide」のシェイプキーを複製して、もう一つのシェイプキーとして「ぐるぐるマーク」を設定する方法が考えられます。複製したシェイプキーを選択した状態で、画像を「ぐるぐるマーク」のPNG画像に差し替えます。これにより、ハンドサインを入力した際に、瞳のハートマークの代わりにぐるぐるマークを表示することができます。
4. Unity内での動作確認と調整
シェイプキーを変更した後は、必ずUnity内で動作確認を行いましょう。ハンドサインを実際に試してみて、ぐるぐるマークが適切に表示されるか確認します。もし表示が正しくない場合は、シェイプキーの強度や表示のタイミングを調整する必要があります。
5. まとめと注意点
Unityでシェイプキーをカスタマイズし、新しい画像を追加することは比較的簡単に行えます。問題が発生する場合、シェイプキーの設定や画像の適用方法を再確認することが重要です。また、VRChatにアップロードする際にエラーが発生する場合は、シェイプキーが正しく設定されていないことが考えられるため、再度Unity内で調整を行いましょう。


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