Windows 11の更新プログラムをインストールした後にPCに不具合が発生することがあります。特にエクスプローラが開かない、画面が真っ暗になるなどの症状が発生した場合、更新プログラムが原因かもしれません。この記事では、更新プログラムを停止する方法と、再インストールを防ぐ手順を解説します。
更新プログラムを停止する方法
まず、Windows Updateの設定を確認して、更新プログラムの一時停止を行うことが必要です。以下の手順で設定を変更できます。
- 「設定」アプリを開く。
- 「更新とセキュリティ」を選択。
- 「Windows Update」をクリックし、右側の「更新プログラムの一時停止」を選択。
- 一時停止する日付を設定。
これにより、一定期間は更新プログラムの自動インストールを停止できます。
更新履歴からプログラムをアンインストールする方法
更新プログラムをアンインストールすることで、問題を解決できる場合があります。以下の手順でプログラムをアンインストールしましょう。
- 「設定」アプリを開く。
- 「更新とセキュリティ」を選択。
- 「Windows Update」の「更新履歴の表示」をクリック。
- 「アンインストールする更新プログラム」を選択。
- 該当する更新プログラム(KB5070311)を選び、「アンインストール」をクリック。
これで、更新プログラムをアンインストールできます。ただし、アンインストール後も再び同じプログラムがインストールされてしまうことがあります。
自動更新を完全に停止する方法
再び更新プログラムが自動的にインストールされないようにするためには、更新プログラムの自動インストールを無効にする必要があります。以下の手順を試してください。
- 「スタート」メニューから「サービス」を検索し、サービスアプリを開く。
- 「Windows Update」を見つけ、右クリックして「プロパティ」を選択。
- 「スタートアップの種類」を「無効」に変更。
- 「停止」をクリックして、サービスを停止。
この設定を行うことで、Windows Updateが自動で実行されなくなりますが、手動で更新プログラムをインストールする必要があります。
問題が解決しない場合の追加対策
もし、上記の方法で問題が解決しない場合、システムの復元を試みることが有効です。システムの復元を行うことで、PCを以前の正常な状態に戻すことができます。復元手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く。
- 「更新とセキュリティ」を選択。
- 「回復」を選び、「PCのリセット」をクリック。
- 「問題のトラブルシューティング」を選び、指示に従って復元を実行。
これにより、更新プログラムが原因で発生した問題が解消されることがあります。
まとめ
Windows 11の更新後に問題が発生した場合、更新プログラムを一時停止したり、アンインストールしたりすることで解決できることがあります。また、再インストールを防ぐために自動更新を無効にする方法も有効です。上記の手順を試しても解決しない場合は、システムの復元を行い、PCを元の状態に戻してみましょう。


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