デスクトップにあるWordやExcelのアイコンが白くなり、保存時に「.xlsx」や「.docx」などでファイルが開けない、または「Wordパットで保存される」といった問題が発生することがあります。この記事では、そのような問題の原因と、元に戻す方法について解説します。
問題の原因
まず、このような問題が発生する原因として考えられるのは、ファイルの関連付けが壊れていることです。Windowsの設定でWordやExcelといったアプリケーションが正しく関連付けられていない場合、アイコンが白くなることがあります。また、ファイルが予期しないアプリケーション(例えば、WordPad)で開かれるのも、アプリケーション関連付けの問題が関係しています。
手順1: ファイルの関連付けを修正する
1. **アプリケーションの関連付けを確認する**: スタートメニューから「設定」を開き、「アプリ」→「既定のアプリ」を選択します。ここで、WordとExcelの既定のアプリケーションが正しく設定されているか確認しましょう。もし、WordやExcelが選択されていなければ、それぞれを選び直します。
2. **ファイル拡張子の関連付けを変更する**: ファイルの拡張子(.docx、.xlsxなど)に対して、適切なアプリケーションが関連付けられているか確認します。これを手動で変更することで、問題を解決できる場合があります。
手順2: Officeの修復
もし、関連付けを修正しても問題が解決しない場合、Microsoft Officeを修復することを試みましょう。以下の手順で修復を行います。
1. **Control Panel(コントロールパネル)を開く**: スタートメニューで「コントロールパネル」を検索し、開きます。
2. **プログラムのアンインストール**を選択し、インストールされているMicrosoft Officeを見つけて、「変更」を選びます。
3. **修復オプションを選択**: 修復を選ぶと、Officeアプリケーションの修復が自動で始まります。これにより、破損しているファイルや設定が修正されることがあります。
手順3: WordPadで開かないようにする
WordPadがデフォルトで設定されている場合、ファイルがWordPadで開かれてしまうことがあります。これを防ぐためには、ファイル関連付けを再度確認し、Microsoft WordやExcelが選ばれていることを確認します。また、もしWordPadで開かれる場合は、WordPadの関連付けを解除することも有効です。
まとめ
WordやExcelのアイコンが白くなり、ファイルが開けない問題は、主にアプリケーションの関連付けの不具合や設定ミスが原因です。関連付けを修正し、Microsoft Officeの修復を行うことで、多くの問題が解決します。また、ファイルをWordPadで開かれないように設定を見直すことも重要です。


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