Ubuntu 24.04.2 LTSを使用してWPS Officeの日本語化を試みたが、うまくいかない場合の対処法について解説します。この記事では、Nabesang工房の情報を元に、muiにja_JPを追加しても日本語化が反映されない場合に試すべき解決方法をいくつか紹介します。
日本語化パッチの確認
まず、WPS Officeの日本語化パッチが最新バージョンであることを確認しましょう。WPS Officeの公式サイトや信頼できるフォーラムから最新版のパッチをダウンロードし、正しくインストールされているかチェックしてください。
muiファイルの確認と設定
日本語化を行うためには、muiファイルの設定が重要です。以下の手順を確認して、設定が正しいかどうか再確認しましょう。
- 「/opt/kingsoft/wps-office/office6/locale/ja_JP/」ディレクトリに「mui-ja」フォルダがあるか確認
- その中に「wps_ja.mui」などの日本語化用ファイルが含まれているか確認
- 日本語化ファイルが不足している場合、再度WPS Officeのインストールを試みる
言語設定の再確認
「System Settings」→「Language Support」→「Region & Language」から、日本語が有効になっているか確認し、必要に応じて日本語を追加してください。再起動後、WPS Officeを再度起動してみましょう。
キャッシュと設定のリセット
日本語化が反映されない場合、設定やキャッシュが原因であることがあります。以下の手順でキャッシュをクリアし、再設定を試みましょう。
- WPS Officeの設定ファイルを削除またはリセット
- 「~/.config/kingsoft/wps-office」ディレクトリの設定ファイルをバックアップ後削除
- 再起動してWPS Officeを起動し、日本語化を確認
まとめ
WPS Officeの日本語化がうまくいかない原因として、パッチのバージョンやmuiファイルの設定、システム設定が原因である場合があります。これらの確認や再設定を行うことで、問題を解決できる可能性が高いです。もし、これらの方法で解決しない場合は、WPS Officeのサポートに問い合わせることも検討してください。


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