ExcelのROUNDUP関数で切り上げ計算を正しく行う方法

Excel

ExcelのROUNDUP関数を使って数値を切り上げる際に、合計を計算した結果が期待通りにならない場合があります。この記事では、ROUNDUP関数を使った正しい設定方法と合計が意図通りに表示されるようにする方法について解説します。

ROUNDUP関数の使い方

ROUNDUP関数は、指定した桁数で数値を切り上げるための関数です。たとえば、`ROUNDUP(53*20.5, 0)`のように使用すると、53×20.5を計算した結果(1086.5)を切り上げて、1087という値にすることができます。

この関数の使い方で重要なのは、切り上げの桁数を指定する部分です。たとえば、小数点以下1桁に切り上げたい場合は`ROUNDUP(数値, 1)`のように指定します。

合計を求める際の問題

質問で挙げられている問題は、`=ROUNDUP(SUM(A1,B2), 1)`という式で、合計値が期待通りの2,174にならず、2,173になってしまうという点です。これは、SUM関数が先に計算され、その結果をROUNDUP関数で切り上げるためです。

この式の問題は、SUM関数で合計した後、切り上げを行うため、合計の中間結果に影響を与える可能性がある点です。この場合、切り上げ対象の桁を確認することが重要です。

期待通りの結果を得るための解決策

期待通りに2,174と表示させるためには、まずSUM関数で合計を計算し、その後ROUNDUP関数で切り上げを行う方法を工夫する必要があります。具体的には、切り上げたい範囲をしっかりと指定して、ROUNDUPの使用方法を見直します。

正しい式は以下のようになります。

=ROUNDUP(SUM(A1,B2), 0)

このように、SUM関数で合計した後、ROUNDUP関数で0桁に切り上げることで、意図した通りに2,174となります。

まとめ

ExcelのROUNDUP関数を使用する際、切り上げ対象となる桁数や計算順序に注意を払うことが重要です。合計を求める際にも、SUM関数とROUNDUP関数の使い方を確認して、結果が期待通りになるように設定しましょう。この方法を試すことで、Excelでの数値計算がより正確に行えます。

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