Wordで縦書きのテキストボックスを使用する際、文字サイズを変更したら行間隔が広がり、文字がテキストボックス外に溢れてしまったという問題が発生することがあります。この記事では、文字サイズを12に設定したときにテキストボックス内に収める方法を解説します。
縦書きテキストボックスの行間と文字サイズ
Wordの縦書きでは、文字サイズが大きくなると行間隔も広がります。そのため、文字サイズを大きく設定した際に、行間が広がりすぎてテキストボックスから文字がはみ出してしまうことがあります。最初に設定した10.5の文字サイズでは問題がなかったものの、12に変更すると行間が広がってしまいました。
行間を調整する方法
文字サイズを大きくしてもテキストボックス内に収めるためには、行間の設定を調整することが有効です。
- 行間を手動で設定する: テキストボックス内の文字を選択し、「ホーム」タブから「段落」設定を開き、行間を「固定値」に設定して値を調整することで、行間を調整できます。
- 行間を「最小値」に設定する: 「段落」設定で行間を「最小値」に変更し、値を文字サイズより少し小さく設定することで、文字がはみ出さずに収まります。
テキストボックスのサイズを調整する方法
もし行間の調整だけでは収まりきらない場合、テキストボックス自体のサイズを調整することも有効です。
- テキストボックスを広げる: 文字がはみ出している場合、テキストボックスの右下隅をドラッグしてサイズを広げることができます。
- フォントを変更する: 同じ文字サイズでもフォントによって見た目が異なるため、別のフォントに変更することで文字が収まりやすくなることもあります。
文字サイズを12に設定しても収めるコツ
文字サイズを12に設定したい場合でも、以下の方法を試すことでテキストボックス内に文字を収めることができます。
- 行間設定を調整: 文字サイズ12でも行間を適切に調整することで、テキストボックスからはみ出さずに収めることができます。
- テキストボックスを広げる: 行間調整後でも文字がはみ出す場合、テキストボックスを広げることも考慮しましょう。
- 文字サイズを若干小さくする: 12の文字サイズがどうしても収まらない場合、少し小さめのサイズにすることも一つの方法です。
まとめ:縦書きテキストボックス内で文字を収めるための調整法
Wordの縦書きテキストボックスに文字を収めるには、文字サイズや行間の調整が重要です。文字サイズを12に設定したい場合、行間を固定値や最小値に設定することで、テキストボックス内に収めることが可能になります。また、テキストボックスのサイズを広げたり、フォントを変更したりすることで、さらに調整できます。これらの方法を活用して、快適に縦書きの文書作成を行いましょう。

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