DJI Osmo Pocket 3で撮影した動画をiPhoneに取り込むと、撮影日時が「取り込んだ時間」に変更されてしまう問題に悩んでいませんか？この記事では、動画の撮影日時を正しく記録するための方法を解説します。特に旅行後などに大量の動画を処理する際、撮影日時が正確に反映されるようにするための便利な方法についても触れていきます。
撮影日時が変更される理由
まず、撮影日時が変更される原因について簡単に理解しましょう。Osmo Pocket 3で撮影した動画がiPhoneに取り込まれた際、取り込み時点の日時がメタデータとして記録されるため、実際の撮影日時と異なることがあります。この現象は、特にiPhoneが動画を自動的に処理したり、iCloudや他の同期機能を利用している場合に起こりやすいです。
動画に美顔処理などが施される際、処理完了のタイミングで日時が変更されることが多いため、これが原因で取り込んだ時点の日時が反映されることになります。
撮影日時を取り込んだ時点で正確に記録する方法
動画をiPhoneに取り込む際、撮影日時をそのまま保持するための方法もいくつかあります。まず、Osmo Pocket 3で動画を撮影した後、デバイスを直接コンピュータに接続し、ファイルを転送する方法があります。この方法だと、動画ファイルに付与されるメタデータに撮影日時がそのまま保持されるため、iPhoneへの取り込み時に日時が変更されることはありません。
また、iPhoneで直接取り込む場合でも、専用のアプリを使うことで、取り込み時に日時を変更せずに保存することが可能です。例えば、「Appleの写真アプリ」を使って転送する際、設定で「オリジナルを保持」を選ぶと、撮影日時がそのまま反映されます。
撮影日時を後からまとめて修正する方法
もしすでに動画の撮影日時が取り込んだ日時に変更されてしまっている場合、後からまとめて修正することもできます。iPhoneやPCのソフトウェアを使えば、複数の動画のメタデータを一括で編集することが可能です。
例えば、Macユーザーであれば「Photoshop」や「EXIFTool」などを使用することで、撮影日時を一括で修正することができます。これにより、手動で1件ずつ修正する手間を省くことができるため、効率よく処理できます。
効率的に動画のメタデータを編集するツール
メタデータの編集には専用のツールを使うことで作業を効率化できます。例えば、無料で使える「ExifTool」は、コマンドラインを使用してメタデータを一括で編集できる便利なツールです。また、GUIベースで使いやすい「MetaImage」などもおすすめです。
これらのツールを使うことで、撮影日時を一度にまとめて修正することができ、旅行後の動画管理がかなり楽になります。
まとめ
DJI Osmo Pocket 3で撮影した動画の撮影日時を正しく記録する方法として、取り込み時に注意を払う方法と、後から修正する方法の2つがあります。取り込み時に日時が変更されないようにするためには、デバイスを直接PCに接続して転送するか、iPhoneの設定を調整する方法があります。また、すでに変更されてしまった日時を修正するためには、専用のツールを使って一括修正することができるので、これらを活用することで手間を省けます。撮影した動画を正しい日時で管理するために、ぜひ試してみてください。
コメント