バッファロールーターの設定画面で「インターネット側からの接続要求を転送しない」と表示されることがあります。この設定がどのような意味を持つのか、またパケット数が「1」と表示された場合にどのように対処すべきかについて解説します。
「インターネット側からの接続要求を転送しない」とは?
この設定は、ルーターがインターネット側(外部ネットワーク)からの接続要求を内部ネットワークに転送しないようにするセキュリティ設定です。通常、外部からの接続要求を許可する場合、ポート開放などの設定が必要ですが、これを無効にすることで、インターネットからの不正アクセスを防ぐことができます。
IPv6においてもこの設定は重要で、外部からのIPv6接続を転送しないことで、ネットワークを守ることができます。
「パケット1」とは?
設定画面で「パケット1」と表示される場合、これはルーターがインターネットから接続要求を受け取った回数を示しています。この数値が「1」であった場合、実際にインターネットから内部ネットワークへ接続要求が来ていることを意味します。
もし接続要求を転送しない設定にしているのに「1」と表示される場合は、何かしらの要求が一度ルーターに届いたことが考えられますが、転送されることなく処理されます。
この設定は大丈夫なのか?
基本的に、「インターネット側からの接続要求を転送しない」設定はセキュリティを強化するためには推奨される設定です。特に家庭や小規模オフィスのネットワークでは、外部からの不要な接続を許可する理由が少ないため、この設定を有効にすることが望ましいです。
「パケット1」が表示されること自体は問題ではありませんが、もし不安な場合は、設定を再確認したり、ルーターのログをチェックして、異常なアクセスがないか確認すると良いでしょう。
設定の確認と対処方法
1. ルーターの設定画面で「インターネット側からの接続要求を転送しない」設定を有効にしているか確認しましょう。
2. 不安な場合、ルーターのファームウェアを最新のものに更新することをお勧めします。ファームウェアの更新によって、セキュリティが強化される場合があります。
3. 接続要求が不正なものでないか、ルーターのログをチェックして、異常がないか確認します。
まとめ
「インターネット側からの接続要求を転送しない」という設定は、セキュリティ上の観点から非常に重要です。この設定を有効にすることで、外部からの不正アクセスを防ぐことができます。「パケット1」と表示されていること自体は通常問題ありませんが、異常があれば確認し、対処することが大切です。
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