Excelで特定の範囲を6マスごとに飛ばして合計を求める場合、効率的に計算する方法を紹介します。例えば、Q2セルを起点に、W2、AC2、AI2といったセルの値を6マスごとに飛ばして合計を求める方法です。この記事では、これを簡単に実行するための数式とその解説を行います。
1. 6マスごとに飛ばしたセルの合計を求める方法
まず、6マスごとに飛ばして合計を求めるための基本的な数式は「SUM関数」と「OFFSET関数」を組み合わせて使用します。具体的な数式は以下のようになります。
=SUM(OFFSET(Q2, 0, 0, 1, 1), OFFSET(Q2, 0, 3, 1, 1), OFFSET(Q2, 0, 6, 1, 1), OFFSET(Q2, 0, 9, 1, 1))
この数式では、Q2セルを起点に6マスずつ飛ばして合計を求めています。OFFSET関数はセルを指定した範囲から相対的にずらして参照する関数で、ここでは3列(6マス)ごとにセルをずらしています。
2. 数式の詳細説明
OFFSET関数は、次のような構成で動作します。
OFFSET(開始セル, 行のずれ, 列のずれ, 高さ, 幅)
この場合、「開始セル」はQ2で、行のずれは「0」、列のずれを6マスずつ設定しています。例えば、Q2からW2への移動は「3」の列のずれを指定し、AC2、AI2に同様に適用しています。
3. より多くの範囲を合計する場合
もし範囲がもっと広く、例えば10個以上のセルを合計したい場合、OFFSET関数を繰り返して組み合わせることができます。また、VBAを使用して自動的に計算させることも可能です。次のように、OFFSET関数を使ってより多くの範囲を選ぶことができます。
=SUM(OFFSET(Q2, 0, 0, 1, 1), OFFSET(Q2, 0, 6, 1, 1), OFFSET(Q2, 0, 12, 1, 1))
このように、6マスずつ飛ばしてセルを選択し、合計を求めることができます。
4. まとめ
Excelで6マスごとに飛ばして合計を求める場合、OFFSET関数をうまく活用することで、非常に効率的に計算ができます。関数を適切に使用することで、大量のデータを扱う際にも簡単に合計を求めることができ、作業効率が向上します。数式を組み合わせて、柔軟に範囲を設定していきましょう。


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