OBS(Open Broadcaster Software)を使用して配信を行っていると、配信画面に表示されているコメント欄やその他のオーバーレイが録画にも含まれてしまうことがあります。もし、ゲームのプレイ画面のみを録画し、配信画面のコメント欄などを除外したい場合、OBSの設定を変更することでこれを解決できます。この記事では、配信画面と録画画面を分ける方法について解説します。
1. シーンとソースの使い分け
OBSでは、シーンとソースを使って異なる画面を管理できます。配信時にコメント欄を表示するシーンと、録画時にはコメント欄を除外するシーンを作成することで、別々の画面設定が可能になります。
2. 新しいシーンを作成する
まず、OBSで新しいシーンを作成します。これを録画用シーンとして設定します。配信用のシーン(コメント欄付き)とは別に、この新しいシーンではコメント欄やオーバーレイなどのソースを削除します。
3. 配信用シーンにコメント欄を追加する
配信用のシーンにコメント欄やオーバーレイを追加し、視聴者に配信画面として表示されるように設定します。このシーンはそのままで配信を行い、録画時には別シーンを使用するようにします。
4. 録画用シーンでの設定
録画用のシーンでは、ゲーム画面だけを表示するように設定します。コメント欄やその他のオーバーレイを表示しないようにし、録画に必要なソースだけを残します。
5. 配信と録画を切り替える
録画を開始する前に、OBSで録画用シーンに切り替えます。これにより、配信時のコメント欄を録画に含めず、ゲーム画面のみを録画することができます。
まとめ
OBSを使用して配信画面と録画画面を分けるためには、シーンを使い分けて異なるソースを設定することが必要です。配信中はコメント欄を表示し、録画用にはそれを除外することで、両方のニーズを満たすことができます。これにより、視聴者向けの配信と、録画用のクリアなゲームプレイ映像を簡単に管理できます。

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