就職活動などで、企業からMEGA(メガ)というオンラインストレージを通じてExcelファイルが送られてくることがあります。初めて使うと「ダウンロードがブロックされた」と表示され、不安になる方も多いでしょう。この記事では、MEGAから送られたExcelファイルを安全に開く方法と、Microsoft Edgeでブロックされた際の対処法を解説します。
MEGAとは?安全性は大丈夫?
MEGA(公式サイト)は、ニュージーランド発のクラウドストレージサービスです。GoogleドライブやDropboxのように、ファイルをインターネット上で共有・保存できます。特徴として、エンドツーエンド暗号化によって高いセキュリティが確保されています。
ただし、メールで送られてきたリンクが「本当にMEGA公式のURL」かどうかを必ず確認してください。公式のURLは「https://mega.nz」または「https://mega.io」で始まります。異なるドメインの場合は、フィッシングサイトの可能性があります。
MEGAからExcelファイルをダウンロードする手順
MEGAの基本的な使い方は簡単です。以下の手順に従ってExcelファイルを安全にダウンロードしましょう。
- 1. 企業から送られたリンクをクリックしてMEGAの共有ページを開く。
- 2. ファイル名と拡張子(例:.xlsx)を確認し、「ダウンロード」をクリック。
- 3. ブラウザ(EdgeやChrome)によりダウンロードが開始されます。
- 4. ダウンロードしたExcelファイルは「ダウンロード」フォルダに保存されます。
もしEdgeで「安全でないファイル」としてブロックされた場合、次の手順で解除できます。
Microsoft Edgeでブロックされた場合の解除方法
Microsoft Edgeには、セキュリティ保護のために不明なファイルを自動的にブロックする機能があります。MEGAのファイルも暗号化ダウンロードのためブロックされる場合があります。以下の手順で安全に解除可能です。
- 1. ダウンロードバーに表示される「…(三点リーダー)」をクリック。
- 2. 「保存」または「保持」を選択。
- 3. 「このファイルを保持しますか?」と聞かれたら「保持する」をクリック。
その後、Excelを起動してファイルを開く際に「保護ビュー」が表示された場合は、「編集を有効にする」をクリックして内容を確認できます。ただし、内容が不明な場合や、差出人に不安がある場合は開かないようにしましょう。
Excelファイルを開く際の注意点
MEGA経由のExcelファイルを開くときは、以下の点に注意してください。
- 信頼できる送信者か確認する: 企業名・担当者のメールアドレスを確認し、怪しい送信元ではないかをチェックしましょう。
- ウイルススキャンを実施する: ダウンロード後、Windows Defenderなどでスキャンを行うと安心です。
- 拡張子を確認する: Excelのファイルは「.xlsx」または「.xls」であることを確認してください。
不審なマクロ(.xlsmなど)が含まれるファイルは、開く前にIT管理者や信頼できる人に相談することをおすすめします。
安全に利用するためのポイント
MEGA自体は信頼性のあるサービスですが、リンクの送り主が不明な場合は注意が必要です。公式URLを確認し、ファイルはウイルスチェックを行ってから開きましょう。また、就職活動などで提出書類を受け取る際には、企業の正規ドメインから送信されているかどうかも重要です。
まとめ
MEGAで送られたExcelファイルは、正しい手順を踏めば安全にダウンロード・開くことができます。Edgeでブロックされても、信頼できる送信者からのファイルであれば「保持」を選択して問題ありません。ただし、不審なメールや見知らぬリンクには十分注意し、常にウイルススキャンを行うようにしましょう。


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