ASRock X570 Extreme4マザーボードにRyzen 7 2700Xを組み合わせて使用している場合、Windows 11へのアップデート後にCSM(Compatibility Support Module)を無効にすると、PCが起動しない問題が発生することがあります。この記事では、この問題を解決するための方法を詳しく説明します。
CSM無効でWindowsが起動しない理由
CSMは、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)とレガシーBIOSとの互換性を保つための機能です。Windows 11はUEFIモードを前提としたOSであり、CSMを無効にすることでUEFIモードで起動するように要求されます。しかし、いくつかの設定ミスやBIOSの設定が影響することがあります。これにより、CSMを無効にするとWindowsが起動しないことがあります。
この問題が発生する主な理由は、WindowsがUEFIモードでインストールされていないか、UEFIとレガシーの設定が正しくない場合です。
解決策1:UEFIモードでインストールされているか確認する
WindowsがUEFIモードでインストールされていない場合、CSMを無効にすると起動しません。UEFIモードでインストールされているかを確認するには、以下の手順を試してください。
- 「ディスクの管理」を開き、インストールされているドライブのプロパティを確認します。
- 「ボリュームのプロパティ」に「GUIDパーティションテーブル(GPT)」が表示されていれば、UEFIモードでインストールされています。
- 「MBR(マスターブートレコード)」が表示されている場合、レガシーBIOSモードでインストールされていることになります。
もしMBRが表示されている場合、UEFIに対応したインストールを行う必要があります。これには、Windowsをクリーンインストールするか、変換ツールを使用してGPT形式に変換する方法があります。
解決策2:BIOS設定を確認する
ASRock X570 Extreme4のBIOS設定を確認し、UEFIモードとCSMに関する設定を適切に行うことが重要です。以下の手順で設定を見直してみてください。
- PCを再起動し、BIOSに入ります(通常は「Delete」キーを押すことで入れます)。
- 「Boot」タブに移動し、「Boot Mode」または「Boot Option」を「UEFI Only」に設定します。
- 「CSM」オプションがある場合、それを「Disabled」に設定します。
- 設定後、「Save & Exit」で保存して再起動します。
これで、PCがUEFIモードで起動するようになります。もし依然として起動しない場合、次のステップに進みます。
解決策3:Windowsの再インストール
上記の方法を試しても解決しない場合、Windowsを再インストールすることが最終的な手段となります。インストール時に、UEFIモードでインストールするように設定します。Windowsのインストールメディアを作成し、UEFIモードでブートし、インストールオプションで「UEFI」を選択します。
インストール後、CSMを無効にしてもWindowsが正常に起動するようになります。再インストールする際には、必要なデータのバックアップを必ず取っておきましょう。
まとめ
ASRock X570 Extreme4とRyzen 7 2700Xを使用したPCでWindows 11へのアップデート後、CSMを無効にすると起動しない問題は、UEFIモードでインストールされていないか、BIOS設定が適切でないことが原因です。解決策として、UEFIモードでのインストール確認や、BIOS設定の見直し、最終的にはWindowsの再インストールを試してみてください。正しい設定を行うことで、Windows 11が正常に起動するようになります。


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