AutoCAD ハッチングの尺度設定についての詳細解説

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AutoCADで外部図面にハッチを適用する際に、尺度の設定が思うようにいかない場合があります。特に、通常の尺度設定でうまくいかないときは、どこで設定を変更すればよいのかがわからないことがあるでしょう。この記事では、ハッチングの尺度設定について詳しく解説し、設定方法を紹介します。

ハッチングの尺度設定とは?

AutoCADでハッチングを行う際、図面の尺度が適切に設定されていないと、ハッチパターンの大きさが実際の図面と合わなくなります。例えば、通常は尺度「10」で適切なサイズになるはずのハッチパターンが、外部図面では「1500」のような大きな尺度にしないと正しく表示されない場合があります。このような問題は、ハッチングの尺度設定が不適切であるか、グローバル線種尺度が適切に設定されていない場合に発生します。

線種管理の設定確認

まず、ハッチングに関わる「線種管理」の設定を確認しましょう。「形式」→「線種管理」から、以下の項目をチェックすることが重要です。

  • グローバル線種尺度:ここで設定された値がハッチングのパターンに影響を与えます。
  • 現在のオブジェクトの尺度:これが現在設定されている尺度で、ハッチングに適用される尺度です。

これらの設定が適切に設定されていないと、予期しない結果になることがあります。特に、「グローバル線種尺度」の設定が間違っていると、ハッチパターンが予期した大きさに表示されません。

ハッチングの尺度を変更する方法

ハッチングの尺度を変更するためには、次の手順を実行します。

  1. ハッチングを選択して、「プロパティ」を開きます。
  2. 「尺度」の項目を確認し、適切な数値に設定します。
  3. グローバル線種尺度が間違っていないか、再度チェックします。

これでハッチングの尺度が適切に設定され、外部図面でも問題なく表示されるはずです。

解決策まとめ

AutoCADでハッチングの尺度設定に問題がある場合は、まず「線種管理」の設定を確認しましょう。また、ハッチングの尺度は「プロパティ」から簡単に変更できるため、適切な値を設定することが重要です。設定が正しい場合でも、外部図面による影響で問題が発生することがあるため、その場合はグローバル線種尺度の設定を再確認してください。

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