Word文書を編集している途中で保存を忘れてしまい、最後の変更が消えてしまった場合、いくつかの方法で復元が可能です。以下に、Wordファイルを復元する方法を説明します。
1. 自動保存機能を確認する
Wordには自動保存機能が搭載されており、作業中のファイルは定期的にバックアップされます。このバックアップを利用して、保存されていないデータを復元できる場合があります。
復元方法:
- 「ファイル」タブをクリックし、「情報」を選択します。
- 「ドキュメントの管理」セクションで「未保存のドキュメントの回復」を選びます。
- 表示されるリストから該当の文書を選び、保存します。
2. 一時ファイルを探す
Wordは作業中に一時ファイルを保存することがあります。これらのファイルを使って、保存していないデータを復元できる場合があります。
復元方法:
- エクスプローラーを開き、次のパスに移動します: C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Office\UnsavedFiles
- ここに未保存のWordファイルが保存されている場合があります。該当するファイルを開いて復元します。
3. クラウドサービスを確認する
Microsoft 365やOneDriveを使用している場合、クラウドに自動的に保存されることがあります。クラウドサービスを確認して、以前のバージョンの文書を復元することが可能です。
復元方法:
- OneDriveのウェブサイトにアクセスし、該当するWordファイルを検索します。
- ファイルの右クリックメニューから「バージョン履歴」を選択し、復元したいバージョンを選びます。
4. バージョン管理機能を利用する
Microsoft Wordのバージョン管理機能を利用することで、以前の保存状態に戻すことができます。
復元方法:
- 「ファイル」タブをクリックし、「情報」を選択します。
- 「バージョンの管理」を選び、以前のバージョンを表示して、必要なものを選択して復元します。
5. まとめ
保存を忘れてしまった場合でも、いくつかの方法で文書を復元することができます。自動保存機能や一時ファイル、クラウドサービスを活用してデータを取り戻しましょう。また、次回からは定期的に保存を行い、バックアップを取る習慣をつけることをおすすめします。


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