Catia Drawingで複数シートを含むファイルを保存する際、デフォルトではシート名がファイル名にアンダーバー（_）で追加されます。しかし、これをハイフン（-）に変更したいというご要望をよくいただきます。この記事では、Catiaで保存時のファイル名にハイフンを使用する方法について解説します。
Catia Drawingでファイル名の変更方法
デフォルトでは、Catia Drawingでシートごとに保存される際、ファイル名の後にアンダーバーが付加され、シート名が続きます。例えば、「AAA_1.pdf」「AAA_2.pdf」などになります。これは、出力ファイル名の生成方法に関する設定が影響しているため、変更を加えることが可能です。
ファイル名にハイフンを使いたい理由
多くのユーザーがファイル名にハイフン（-）を使用したい理由としては、見栄えやファイル管理のしやすさが挙げられます。アンダーバーではなくハイフンを使用することで、ファイル名が視覚的にスッキリとし、また一部のソフトウェアやシステムでファイル名を認識する際に、ハイフンが好まれる場合もあります。
Catiaでの保存時にハイフンを使用する設定方法
Catiaの標準機能では、保存時のファイル名にアンダーバーを使う設定がデフォルトですが、これを変更するためにはスクリプトを使用する必要があります。Catiaにはファイル名をカスタマイズできる機能があり、スクリプトを使って保存時のファイル名を変更することができます。
スクリプトを使用してファイル名のカスタマイズ
具体的には、CatiaのVBA（Visual Basic for Applications）を利用して、保存時にファイル名の形式を変更するスクリプトを作成します。これにより、ファイル名のアンダーバーをハイフンに変更することができます。Catiaの「Script」機能を使い、保存する際にファイル名に使用される区切り文字をアンダーバーからハイフンに変更することが可能です。
まとめ
Catia Drawingのファイル名でアンダーバーをハイフンに変更したい場合、Catiaの標準設定では変更できませんが、スクリプトを使用することでファイル名の区切り文字をカスタマイズできます。これにより、より見やすく、使いやすいファイル名を作成することができるようになります。
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