Windows 11のPCで「OneDriveの容量がいっぱいになった」と表示されると、ファイルの保存や同期ができなくなり、非常に不便です。この問題を解決するためには、いくつかの方法を試して容量を空けたり、設定を変更する必要があります。この記事では、OneDriveの容量がいっぱいになった場合に試すべき解決方法を解説します。
1. OneDriveの容量を確認する
まず最初に、OneDriveの容量が本当にいっぱいになっているかを確認しましょう。PCでOneDriveのアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。「アカウント」タブを開くと、使用中の容量と残りの容量が表示されます。ここで容量を確認して、どれだけ使用しているかを把握しましょう。
容量が満杯になっている場合、次のステップに進みます。
2. 不要なファイルを削除する
OneDriveの容量を空けるためには、不要なファイルを削除するのが最も簡単な方法です。特に古いファイルやバックアップ、重複しているファイルなどを見つけて削除しましょう。ファイルエクスプローラーを開き、OneDriveフォルダーに移動し、不必要なファイルを手動で削除します。
また、「OneDrive」を右クリックし、「同期の一時停止」を選択すると、一時的に同期を止めてから削除作業を行うことができます。
3. ファイルをオンラインで保存する
OneDriveには「ファイルオンデマンド」という機能があります。これを使用すると、PCに保存する必要がないファイルをオンライン上に保存し、PCのディスクスペースを節約することができます。ファイルをオンラインのみで保存するには、OneDriveフォルダー内のファイルを右クリックし、「オンラインのみ」と選択します。
これにより、使用頻度の低いファイルをローカルディスクから削除し、クラウド上で管理できるようになります。
4. OneDriveのストレージプランをアップグレードする
もしファイルを削除したり、オンライン保存をしても容量が足りない場合、OneDriveのストレージプランをアップグレードすることを検討しましょう。Microsoftでは、無料プラン（5GB）以外に、100GBや1TBのプランも提供しています。アップグレードすることで、より多くのデータを保存できるようになります。
アップグレードは「OneDrive設定」から簡単に行うことができます。
5. 不要な同期を停止する
OneDriveでは、複数のフォルダーを同期することができますが、すべてのファイルを同期する必要がない場合もあります。同期を停止したいフォルダーがあれば、OneDrive設定の「アカウント」タブにある「フォルダーの選択」から、同期を停止するフォルダーを選択できます。
これにより、必要のないフォルダーを同期対象から外して、容量を節約することができます。
まとめ
「OneDriveの容量がいっぱいになった」と表示された場合、まずは使用中の容量を確認し、不要なファイルを削除することが最初のステップです。オンライン保存やファイルオンデマンド機能を活用して、PCのディスクスペースを節約し、ストレージプランのアップグレードも検討すると良いでしょう。また、不要な同期を停止することで、容量を有効に使うことができます。これらの方法を実践することで、OneDriveの容量問題を解決し、快適に利用することができるようになります。
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