Windows更新プログラム(KB5060842)をインストール後にPCがフリーズする問題が発生した場合、最短でアンインストールを行う方法を探している方も多いでしょう。この記事では、フリーズや不具合が発生している場合に、Windows更新プログラムをセーフモードを利用してアンインストールする手順を解説します。
Windows更新プログラムのアンインストール方法
通常、Windowsの更新プログラムは「設定」からアンインストールできますが、フリーズが発生すると、操作が難しくなることがあります。そこで、最短でアンインストールするためには、セーフモードで起動し、手動で更新プログラムをアンインストールする方法が効果的です。
セーフモードでの起動手順
PCがフリーズする前に、セーフモードで起動することで、最小限のドライバーとサービスでWindowsを立ち上げることができ、アンインストール作業がしやすくなります。
- PCを再起動: まず、PCを再起動します。
- セーフモードへの移行: 再起動中に、Windowsロゴが表示された時に「F8」キーや「Shift + F8」を押して、セーフモードに入ります。
- 「セーフモード」を選択: 起動時に「セーフモード」を選択し、最小限のドライバーとサービスでWindowsを起動します。
更新プログラムのアンインストール方法
セーフモードに入ったら、Windows更新プログラムをアンインストールする手順に進みます。
- 設定を開く: セーフモードでPCが起動したら、「設定」を開きます。
- 更新履歴を確認: 「更新とセキュリティ」>「Windows Update」>「更新履歴」を選択します。
- アンインストールする更新プログラムを選択: 更新履歴の中から、問題を引き起こしている更新プログラム(この場合はKB5060842)を見つけて、アンインストールを選択します。
コマンドプロンプトを使ったアンインストール方法
セーフモードでも問題が解決しない場合、コマンドプロンプトを使って手動で更新プログラムをアンインストールする方法もあります。
- コマンドプロンプトを開く: セーフモードで「スタート」メニューを開き、「cmd」と入力して、右クリックで「管理者として実行」を選択します。
- コマンドを入力: コマンドプロンプトに次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
wmic qfe list brief /format:table
これでインストールされた更新プログラムがリストで表示されるので、対象のKB番号を確認します。次に、以下のコマンドでアンインストールを実行します。
wusa /uninstall /kb:5060842
このコマンドを実行することで、指定した更新プログラムがアンインストールされます。
まとめ
Windows更新プログラム(KB5060842)が原因でPCがフリーズする場合、セーフモードでの起動やコマンドプロンプトを使ったアンインストールが有効な解決方法です。最短でアンインストールを行うためには、セーフモードで起動し、設定メニューまたはコマンドプロンプトを使って更新プログラムを削除する方法を試してみてください。これらの手順で、PCのフリーズ問題を解決できるはずです。


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