Word 2021で画像をコピー＆ペーストすると、デフォルトで「行内」形式で挿入されることがあります。これを「四角」や「前面」など、他の配置形式に変更したい場合、既定の設定を調整する方法を紹介します。
Word 2021で画像配置形式を変更する理由
画像を文書に挿入する際、デフォルトでは「行内」形式が適用されます。しかし、場合によっては、テキスト周りに画像を配置したい、または画像を自由に配置したいといったニーズがあるでしょう。こうした場合、画像の配置形式を変更することで、レイアウトをより柔軟にカスタマイズできます。
既定の画像配置形式を変更する方法
Wordには、デフォルトで適用される画像の配置設定を変更するオプションがあります。この設定を変更すると、新たに挿入する画像に自動的に適用されます。
以下の手順で設定を変更できます。
- Wordを開き、任意の文書を選択します。
- 挿入したい画像を選んで挿入します。
- 画像を右クリックし、「図の書式設定」を選びます。
- 「レイアウト」タブで、画像の配置方法を「四角」や「前面」などに変更します。
- この設定を既定にするには、「新しい図のデフォルトとして設定」をクリックします。
画像配置形式の選択肢
Wordでは、画像の配置形式としていくつかのオプションが提供されています。
- 行内：画像がテキストと同じ行に挿入されます。テキストが画像の前後に続きます。
- 四角：画像の周囲にテキストを回り込ませる形式です。画像の四隅にテキストを配置できます。
- 前面：画像がテキストの前面に表示され、テキストがその上に重なります。
- 背面：画像がテキストの背面に表示され、テキストが画像の上に重なります。
これらの配置形式を適切に選択することで、文書内の画像の見栄えを大きく改善できます。
注意点とトラブルシューティング
画像の配置形式が変更されない場合、いくつかの原因が考えられます。まずは、設定が正しく適用されているかを確認してください。
また、文書に埋め込まれた画像や外部から貼り付けた画像の設定が異なる場合があります。設定を個別に確認し、必要に応じて再調整してください。
まとめ
Word 2021では、画像の配置形式を「四角」や「前面」などに変更することで、文書内での画像の扱いを柔軟にカスタマイズできます。デフォルトの設定を変更することで、今後挿入する画像に自動的に適用されるため、作業効率が向上します。正しい設定を行い、画像配置を理想的な形に整えましょう。
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