Power Automateを使ってOneDriveにファイルを保存する際、ファイル名に今日の日付を自動的に追加する方法をご紹介します。毎日異なる日付をファイル名に含めることで、管理がしやすくなります。このガイドでは、Power Automateで日付をファイル名に追加し、ファイルを保存するフローの作成方法をステップバイステップで解説します。
Power AutomateでOneDriveにファイルを保存する基本的な手順
まずは、Power Automateを使ってOneDriveにファイルを保存する基本的なフローを作成しましょう。これにより、OneDriveにファイルをアップロードする作業を自動化できます。
「OneDrive for Business」や「OneDrive」に接続した後、ファイルをアップロードするトリガーを設定します。例えば、ファイルが特定のフォルダーに追加された際に自動でアップロードされるように設定できます。
ファイル名に今日の日付を追加する方法
ファイル名に日付を追加するためには、Power Automateの「日付/時間」機能を活用します。この機能を使って、現在の日付をファイル名に埋め込むことができます。
例えば、ファイル名を「●●_YYYYMMDD」としたい場合、以下のように「日付/時間」関数を設定します。
- 「YYYYMMDD」形式の日付を生成するために、`formatDateTime(utcNow(), ‘yyyyMMdd’)`を使います。
- これにより、毎日異なる日付がファイル名に追加されます。
Power Automateフローの作成手順
Power Automateでファイル名に日付を追加してOneDriveに保存するフローを作成するには、次の手順を実行します。
- Power Automateにログインし、「新しいフロー」を選択します。
- 「トリガー」を選択し、ファイルを保存するイベントを選びます(例えば、メールの添付ファイルや特定のフォルダに新しいファイルが追加された場合など)。
- 次に、「アクション」を追加し、「OneDriveにファイルを作成」を選びます。
- ファイル名の設定部分で、日付を追加したいファイル名を作成します。例えば、`concat(‘●●_’, formatDateTime(utcNow(), ‘yyyyMMdd’), ‘.txt’)`と記述します。
- 最後に、ファイルの保存先を指定してフローを保存します。
フローを実行する際の注意点
フローを作成した後は、毎日自動的に実行されることを確認するために、テストを行いましょう。日付が正しくファイル名に追加されていること、ファイルがOneDriveに正しく保存されることを確認してください。
また、ファイル名に追加する日付のフォーマットを変更したい場合は、`formatDateTime`関数の書式を変更することで柔軟に対応できます。例えば、`yyyy-MM-dd`形式や`yyyyMMdd`形式など、さまざまな形式に変更可能です。
まとめ
Power Automateを使えば、OneDriveにファイルを保存する際に、日付をファイル名に自動的に追加することができます。この方法を活用することで、毎日異なる日付が反映されたファイル名を生成し、整理されたファイル管理を実現できます。手順を踏んでフローを作成し、効率的な作業を進めていきましょう。


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