Excelでフィルターと非表示行がある状態でも連番を入力する方法

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Excelでフィルターをかけた状態や非表示行がある場合でも、連番を適切に入力する方法を知りたい方へ。通常の連番機能では非表示行やフィルターによる表示/非表示の影響を受け、連番が正しく付けられないことがあります。この記事では、フィルターを使用している場合や非表示行がある場合でも、連番を正しく入力するための方法を解説します。

Excelで連番がうまくいかない理由

Excelで連番を入力するとき、フィルターをかけている場合や行が非表示になっている場合、通常のオートフィル機能を使っても期待通りに動作しません。例えば、行が非表示になっていると、非表示行のセルも数式の対象に含まれてしまうため、フィルターをかけた後の連番が正しく付けられないことがあります。

そのため、フィルターをかけた後でも正しい連番を入力する方法を理解することが大切です。

連番を入力する際にフィルターと非表示行が影響する理由

Excelの連番機能では、セルをドラッグして入力するだけで簡単に連番を付けられますが、フィルターや非表示行がある場合、Excelは連番を入力する範囲に非表示のセルやフィルターで非表示にされたセルも含めてしまいます。これにより、意図した通りの連番にならないことがあるのです。

具体的には、非表示の行やフィルターで非表示のデータを無視することができないため、これらを考慮に入れた連番の入力方法を考える必要があります。

フィルター付きで連番を入力する方法

フィルターが適用されている状態で、表示されている行にのみ連番を入力したい場合、以下の方法を試してみてください。

  • SUBTOTAL関数を使う方法:SUBTOTAL関数は、フィルターによって非表示になった行を無視して計算を行うことができます。これを活用して連番を入力することができます。例えば、セルA2に「=SUBTOTAL(3, A$1:A2)」と入力すると、フィルターがかかっている場合でも表示されている行にのみ連番が付けられます。
  • AGGREGATE関数を使う方法:AGGREGATE関数を使用して、非表示行を除外する方法もあります。例えば、「=AGGREGATE(3, 5, A$1:A2)」のように入力すると、フィルターで非表示にされた行を無視して、表示されているセルに連番が付けられます。

非表示行を除外して連番を入力する方法

行が非表示になっている場合にも、連番を付けたいことがあります。この場合、フィルターによる非表示行を除外し、実際に表示されている行にのみ連番を付ける方法を紹介します。

  • SUBTOTAL関数を利用する方法:先ほども紹介したように、SUBTOTAL関数を使用すると、非表示行を除外した状態で連番を入力することができます。例えば、「=SUBTOTAL(3, A$1:A2)」とすることで、表示されている行にのみ連番が付けられます。
  • VBAを使った方法:VBA(Visual Basic for Applications)を使うことで、非表示行やフィルターを考慮して正確に連番を入力することができます。VBAを使用する場合、簡単なコードで連番を自動的に入力することができます。

まとめ

Excelでフィルターや非表示行がある状態で連番を入力する際は、通常の連番機能ではうまくいかないことがあります。フィルターや非表示行に対応するためには、SUBTOTAL関数やAGGREGATE関数を使うことで、表示されている行にのみ連番を付けることができます。また、VBAを使って自動化する方法もあります。これらの方法を活用すれば、フィルターや非表示行がある場合でも、正しい連番を入力することができます。

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