Win10のISOをUSBから起動する方法とトラブルシューティング

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Windows 10のインストールをUSBメモリから行う際に、USBを選択してもWindows 11が起動してしまう場合、いくつかの原因が考えられます。この記事では、USBメモリにWindows 10のISOを正常に起動させるための方法と、トラブルシューティングの手順を解説します。

USBメモリの作成方法を確認する

まず最初に、Windows 10のISOをUSBメモリに書き込む際の方法を確認しましょう。ISOファイルをそのままUSBメモリにコピーしただけでは、正しく起動することはありません。USBメモリをブート可能にするためには、専用のツールを使ってUSBに起動ディスクを作成する必要があります。

例えば、Microsoftの「Media Creation Tool」や、サードパーティの「Rufus」などのツールを使用して、ISOファイルを正しくUSBメモリに書き込む必要があります。これらのツールを使用することで、USBメモリをブート可能な状態にできます。

BIOS/UEFI設定の確認

次に、パソコンのBIOSまたはUEFI設定を確認することが重要です。特に、Windows 10が正常にインストールされていない場合、BIOS/UEFIの設定によっては、USBメモリからブートする設定が無効になっていることがあります。

パソコンを起動した際に、BIOSまたはUEFIにアクセスし、ブート順序を確認してください。USBメモリが最初にブートされるように設定することで、USBから起動することができます。また、UEFIブートとレガシーブートの設定も確認して、適切なオプションを選択しましょう。

Windows 10とWindows 11の選択画面を確認

場合によっては、USBメモリから起動する際に、Windows 11が選択されてしまうことがあります。この場合、Windows 10のインストールメディアが正しく作成されていないか、USBメモリに複数のオペレーティングシステムがインストールされている可能性があります。

インストールメディアを作成した後に、USBメモリの内容を確認し、Windows 10のインストールメディアのみが存在するかを確認してください。もし他のOSがインストールされている場合は、それを削除するか、適切に整理する必要があります。

トラブルシューティングの手順

もしも上記の方法を試しても問題が解決しない場合、以下の手順を試してみましょう。

  • USBポートの変更:USBメモリを他のUSBポートに差し込んでみてください。特にUSB 3.0ポートではうまく起動しないことがあるため、USB 2.0ポートを試すのも一つの方法です。
  • ISOファイルの再ダウンロード:ISOファイルが破損している可能性もあるため、Microsoftの公式サイトから再度Windows 10のISOをダウンロードし、USBメモリに再書き込みしてみてください。
  • Rufusツールの使用:Rufusを使用してUSBメモリにWindows 10をインストールする場合、UEFIまたはレガシーブートに適切な設定を行ってから作成してください。

まとめ

Windows 10をUSBメモリから起動するためには、正しい手順でインストールメディアを作成し、BIOSまたはUEFIの設定を確認することが重要です。USBメモリを作成した後は、起動順序や設定に問題がないか再確認しましょう。これらの方法を実践することで、正常にWindows 10をインストールすることができるはずです。

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