Gravit DesignerとCanvaを使用して、AIデータを修正しようとした際に発生する問題について、この記事ではその原因と解決策を解説します。特に、CanvaでのAIデータの修正ができない理由や、Gravit Designerでページ間または別ファイルからのオブジェクトのコピペ方法について詳しく説明します。
CanvaでAIデータが修正できない原因
Canvaは、一般的に直感的なデザインツールとして知られていますが、AI(Adobe Illustrator)形式のファイルにはいくつかの制限があります。Canvaは主にラスタ画像の編集に強みを持ち、ベクター形式(AI)データに関しては完全に対応していない場合があります。
そのため、AIファイルをCanvaで開いた際に、アウトライン化やPDF互換性を選択しても編集できないのは、Canvaがベクターオブジェクトを適切に処理できないからです。この場合、AIファイルをCanvaにインポートして編集する前に、ベクターオブジェクトを画像に変換する必要がある場合もあります。
Gravit Designerでページ間または別ファイルからオブジェクトをコピペする方法
Gravit Designerでは、異なるページやファイル間でオブジェクトをコピー&ペーストする際、いくつかの注意点があります。デフォルトの設定では、異なるページやファイル間で直接コピペすることができません。これを解決するためには、以下の手順を試してみてください。
- オブジェクトを選択し、グループ化するか、単一のレイヤーにまとめてからコピーする。
- コピーしたオブジェクトを新しいページやファイルにペーストする際、ペースト先でレイヤーやオブジェクトの構造が適切に反映されているか確認する。
- 場合によっては、一度エクスポートして別のファイルとして保存した後に、再度インポートする方法も有効です。
Gravit Designerでのコピペに関するその他の設定
もし、ページ間のコピペがうまくいかない場合、Gravit Designerの設定を見直してみましょう。設定メニューの「編集」→「コピー&ペースト設定」などで、コピー処理の動作を確認し、他の設定が影響していないか調べてください。
また、グループ化やレイヤー管理を上手に使いこなすことで、複数のページやファイル間での作業がスムーズに行えるようになります。
まとめ
Gravit DesignerやCanvaを使用する際、AIデータの修正やページ間のコピペにはいくつかの制限や設定があります。CanvaではAIファイルの編集が難しいため、別のソフトを利用するか、画像に変換してから作業を行いましょう。また、Gravit Designerでは設定を見直し、レイヤーやオブジェクトをうまく管理することで、異なるページやファイル間でのコピペ作業をスムーズに行えるようになります。これらの方法を試して、効率的にデザイン作業を進めてください。


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