エクセルでセルを動かないようにする方法｜行挿入時にセルを固定する方法

エクセルで特定のセルを動かないようにしたい場合、セルの位置を固定する方法を使うことで、行挿入やシートの操作中にそのセルを動かすことなく作業を進めることができます。ここでは、セルの固定方法について解説します。

1. セルをロックする方法

エクセルで特定のセルを動かないようにするには、まずそのセルをロックする設定を行います。セルをロックすることで、行や列を挿入してもそのセルの位置が変更されることはありません。

ロックする手順は以下の通りです。

特定のセルのロックを解除したい場合は、逆の手順を実行します。ロック解除は以下の手順で行います。

行を挿入しても特定のセルが動かないようにするためには、シートの保護を活用します。シート保護を行うことで、行挿入や削除を行っても特定のセルは影響を受けません。

シートを保護するには、以下の手順を踏んでください。

セルを固定しても、シート全体が保護されていないと、他のセルの編集は可能です。シートを保護する際に、どの範囲を編集可能にするかの設定もできますので、必要に応じてその設定を行ってください。

また、セルのロック設定は視覚的には表示されませんので、どのセルがロックされているのかを確認するためには、シートの保護を解除した際に設定を確認する必要があります。

エクセルでセルを動かないようにするには、セルをロックしてシートを保護する方法が有効です。これにより、行挿入時やシート操作時に特定のセルが動かないようにできます。シートの保護とロック機能を活用して、作業の効率をアップしましょう。