エクセルを使って名簿を作成している際、改ページごとにページ番号を自動で入力したい場合、効率よく作業を進めるための方法を知りたい方も多いでしょう。この記事では、改ページごとに自動でページ番号を入力する方法を解説します。
1. エクセルで改ページごとにページ番号を付ける数式の基本
エクセルで名簿のようなデータを扱う場合、改ページごとにページ番号を入力するのは少し手間がかかるかもしれません。しかし、適切な数式を使うことで、改ページごとにページ番号を簡単に付けることができます。
まず、改ページが挿入されているセルに対して、以下の数式を使用します。
=INT((ROW()-1)/行数)+1
この数式は、行番号を利用して改ページを区切り、ページ番号を付けます。『行数』には、1ページあたりの行数を設定します。例えば、1ページに40行分のデータが入る場合は、行数に40を入力します。
2. 自動でページ番号を挿入するためのステップ
まずは、名簿のデータが入力されたシートに移動し、各ページにページ番号を挿入したいセルを選びます。その後、先ほど紹介した数式を適用します。
次に、データが入力された行に対して改ページを挿入します。改ページは、「ページレイアウト」タブから「改ページ」を選択することで挿入できます。この設定を行うことで、改ページごとにページ番号が自動で割り当てられるようになります。
3. よくある問題とその解決方法
ページ番号を自動挿入する方法を試してみても、うまく動作しない場合があります。その場合、いくつかのポイントをチェックすることが重要です。
- 行数が正確か確認する: 数式内で使用する「行数」を正確に設定することが必要です。1ページあたりに表示する行数と一致させましょう。
- 改ページが適切に設定されているか: 改ページが適切に設定されていないと、正しくページ番号が挿入されません。改ページが設定されたセルを選択し、正しく挿入されているか確認しましょう。
4. 最終確認と製本印刷への準備
変更を加えた後は、プレビューでページ番号が正しく挿入されているか確認することが大切です。最後に、名簿を印刷する際に、ページ番号が各ページに適切に表示されることを確認してから製本用に印刷してください。
5. まとめ
エクセルで名簿を作成し、改ページごとにページ番号を挿入するためには、適切な数式と改ページ設定を行うことが必要です。この方法を使うことで、手動でページ番号を入力する手間を省き、効率的に作業を進めることができます。


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