Scratchで回文判定プログラムを作る方法

プログラミング

Scratchを使って、ユーザーが入力した文字列が回文(上から読んでも下から読んでも同じ言葉)かどうかを判定するプログラムを作成する方法を解説します。回文の場合には「逆さ言葉だニャー」と答え、回文でない場合には「違うニャー」と答えるような仕組みを作成します。

回文とは?

回文とは、文字列を前から読んでも後ろから読んでも同じになる言葉のことです。例えば、「たけやぶやけた」や「しんぶんし」などが回文の例です。Scratchでこの回文を判定するプログラムを作成することで、プログラミングの基礎を学ぶことができます。

Scratchで回文判定プログラムを作る手順

以下の手順で、回文判定プログラムを作成します。最初に必要なブロックや手順を確認しましょう。

1. 空のリストを用意する

回文判定を行うためには、まずリストを用意します。ユーザーから入力された文字列を格納するリストを作成しましょう。

・リストの色: 緑色

2. ユーザーに文字列を入力させる

次に、ユーザーに文字列を入力させます。これを「入力」ブロックを使って行います。

・ブロック: 「聞く」ブロックを使用

3. 変数nを用意する

変数nを用意し、初期値を1に設定します。nはリスト内で文字を取得する際に使用します。

・変数の色: 青色

4. nを使って文字をリストに追加する

変数nを使い、1から答えの長さまでの間に、入力された文字列のn番目の文字をリストに追加します。

・ブロック: 「リストに追加」ブロックを使用

5. 文字列を逆さにする

次に、入力された文字列を逆さにしたものを格納するために新しい変数rを作成します。この変数rに文字を逆順で追加していきます。

・変数の色: 赤色

6. リストの最後から1つずつ減らしながらrに追加する

リストのn番目の文字を逆順にrに追加します。nはリストの長さから1ずつ減らしながら、逆さに文字を付け加えます。

・ブロック: 「リストから取る」ブロックを使用

7. ユーザーの入力値とrを比べる

最後に、ユーザーの入力値と変数rを比較します。もし一致すれば「逆さ言葉だニャー」、一致しなければ「違うニャー」と表示します。

・ブロック: 「もし~なら」ブロックを使用

プログラムの完成

以上の手順を元に、Scratchで回文判定プログラムが完成します。ユーザーが入力した文字列を処理し、正しい回文かどうかを判定するシステムが作成できます。

まとめ: Scratchで回文判定プログラムを作成しよう

Scratchで回文判定プログラムを作成するためには、リストや変数をうまく使って文字列を処理し、結果を判定します。この方法を使えば、Scratchの基本的な機能を駆使して、楽しくプログラミングを学ぶことができます。

今回の手順を元に、自分自身でプログラムを作成し、さらに発展させていくことができるでしょう。

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