Access VBA エラー3061の解決方法：パラメータ不足の問題と構文修正

Access VBAで「3061 パラメータが少なすぎます。2を指定して下さい。」というエラーが発生した際の解決方法を紹介します。特にSQL文を構築する際にこのエラーが発生することがありますが、その原因と修正方法を具体例を交えて解説します。

1. エラーの原因とは？

エラーメッセージ「3061 パラメータが少なすぎます。2を指定して下さい。」は、SQLクエリで必要なパラメータが不足していることを意味します。この場合、SQL文内で使用している変数の値を適切に評価していないために発生します。

質問者のコードでは、変数「iLoop」と「iLoop2」をSQL文で文字列として扱っている部分が原因です。以下の部分が問題となります。
stSQL = “UPDATE TEST001 SET 親番号 = iLoop & ” ー ” & iLoop2″

VBAのSQL文内で変数を使用する場合、変数を文字列として扱うためには、変数を「&」で連結して使用するのではなく、SQL文内で適切に評価されるように修正する必要があります。具体的には、変数を「&」で連結するのではなく、SQL文で変数の値を埋め込む方法を使います。

以下のように、SQL文を修正することで、エラーを回避できます。

stSQL = "UPDATE TEST001 SET 親番号 = " & iLoop & " ー " & iLoop2

この修正により、SQL文内で変数が正しく評価され、エラーが解消されます。

VBAでSQL文を使用する際にパラメータが不足するエラーが発生する場合、変数を正しく評価する方法を確認することが重要です。上記の修正方法を使えば、簡単に問題を解決することができます。実際にエラーが発生したときは、SQL文内での変数の取り扱いに注意しましょう。