Excelでカレンダーを作成して土曜日に色を付けたい場合、書式設定を使ってうまくいかないことがあります。ここでは、土曜日に色を付ける方法と、問題が発生する原因について解説します。
1. Excelのカレンダーで曜日に色を付ける方法
土曜日や日曜日など特定の曜日に色を付けるには、条件付き書式を使います。これにより、曜日を自動的に判別して色を変えることができます。まずは、以下の手順で設定を行いましょう。
- 対象となるセル範囲を選択します。
- 「ホーム」タブから「条件付き書式」を選び、「新しいルール」をクリックします。
- 「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選び、次の数式を入力します:=TEXT(A1, “dddd”)=”Saturday”
- 「書式」をクリックし、色を設定して「OK」を押します。
これで土曜日に色が付きます。もし日曜日も色付けしたい場合は、同じ手順で「Sunday」の条件を追加しましょう。
2. 曜日を判定するための数式の使い方
曜日を判定するための数式に「TEXT」関数を使うことで、Excelが各セルの日付を自動的に曜日に変換し、その曜日を基に色を付けることができます。数式の例では、A1セルの日付が土曜日の場合に色を付けます。
もし「TEXT(A1, “dddd”)」を使うと曜日の名前がフルで表示されるため、英語の曜日名や日本語の曜日名に合わせて設定できます。注意が必要なのは、ロケール(言語設定)によって曜日の表示が異なることです。
3. 他の曜日に色が付く原因とその対処法
質問者が言うように、色が土曜日ではなく他の曜日に付くことがあります。これは主に数式の設定ミスやセル範囲の選択ミスによるものです。特に数式内で曜日名が正しく指定されていない場合や、セル範囲が正しく選択されていない場合に予期しない曜日に色がつくことがあります。
また、曜日の判定方法として「TEXT」関数を使う代わりに、「WEEKDAY」関数を使う方法もあります。この場合、例えば土曜日なら「=WEEKDAY(A1)=7」として設定することができます。
4. Excelでのトラブルシューティング
もし書式設定がうまくいかない場合、以下の点をチェックしてみましょう。
- 数式が正しいかどうかを再確認する。
- セルの書式設定が日付形式になっていることを確認する。
- 条件付き書式が他のルールに影響されていないかを確認する。
これらを確認することで、書式設定が正常に機能するようになるはずです。
5. まとめとポイント
Excelで土曜日に色を付けるには、条件付き書式を使って数式を設定する方法が最も効率的です。もし色が他の曜日に付いてしまう場合は、数式やセルの選択範囲を再確認し、必要に応じて「WEEKDAY」関数を使用することで問題が解決します。


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