Excelでバーコードリーダーを使用してジャンコード(13桁)を読み取る際に、読み取れたコードが10桁や11桁になってしまう問題に直面することがあります。この記事では、その原因と解決方法について解説します。
バーコードリーダーの読み取りに関する問題
バーコードリーダーでジャンコードを読み取る際に、13桁ではなく10桁や11桁になってしまう原因はいくつか考えられます。最も一般的な原因は、バーコードリーダーの設定が異なるフォーマットに対応していないことです。また、バーコードリーダー自体の設定ミスや、読み取りの速度が関係している場合もあります。
他にも、バーコードリーダーがエラーを正しく処理していない場合や、接続されているPCやExcelの設定が影響していることもあります。これらの原因を一つ一つ確認する必要があります。
Excelでのバーコードデータの取り扱い
Excelでバーコードデータを取り扱う場合、バーコードリーダーが正しくデータをセルに入力できるように設定を確認する必要があります。以下の手順を試してみてください。
- Excelでバーコードリーダーを使用するセルにフォーカスを合わせます。
- バーコードリーダーでジャンコードを読み取ります。
- 入力されたデータの桁数が正しいかを確認し、10桁や11桁に誤って読み取られた場合は、バーコードリーダーの設定を確認します。
Excelの関数(例えば、「LEN」関数)を使用して桁数を確認することもできます。
バーコードリーダーの設定を確認する
バーコードリーダーの設定に問題がある場合、設定を変更して13桁のジャンコードが正しく読み取れるようにする必要があります。多くのバーコードリーダーでは、設定用の「バーコード設定シート」や「設定モード」が提供されています。
設定を変更するには、次の手順を試してください。
- バーコードリーダーの取扱説明書を確認し、設定モードに切り替えます。
- 「ジャンコード13桁」に対応した設定を選択します。
- 設定を保存し、バーコードを再度読み取ります。
これで、13桁のデータが正しく読み取れるようになるはずです。
Excelのセル設定を調整する
Excelのセルにバーコードリーダーで読み取ったデータを入力する際、データが正しく表示されるようにセルの書式設定も確認しましょう。セルの書式設定で「文字列」を選択することで、数字が先頭にある場合でもExcelが自動的にゼロを削除することを防げます。
次の手順でセルの書式を変更できます。
- バーコードデータを入力するセルを選択。
- 「右クリック」→「セルの書式設定」を選択。
- 「数値」タブから「文字列」を選び、「OK」をクリック。
まとめ
バーコードリーダーでジャンコードを13桁で正しく読み取るには、バーコードリーダーの設定とExcelのセル設定が重要です。まずはバーコードリーダーの設定を確認し、必要に応じて変更します。Excelのセル設定も「文字列」形式に変更することで、正しくデータが入力されるようになります。これらの対策を講じることで、ジャンコードが正しく読み取れるようになり、Excelでのデータ管理がスムーズに進むでしょう。


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