ahamoやpovoといった格安オンライン専用プランは、国内での利用がメインとされていますが、海外ローミングは利用できるのでしょうか?
本記事では、ahamoやpovoでの海外ローミングの対応状況や利用方法、注意点について詳しく解説します。
ahamoの海外ローミング対応状況
ahamo(アハモ)は、海外ローミングに標準対応している数少ない格安プランです。
ahamoの海外ローミングの特徴
- 82の国と地域で追加料金なしで利用可能
- 海外でも20GBまでデータ通信が利用可能
- 通話料金は別途発生
ahamoは、基本プラン(2,970円/月)に海外ローミング機能が含まれており、追加申し込みなしで海外でのデータ通信が可能です。ただし、20GBを超えた場合は通信速度が制限されるため注意が必要です。
ahamoの海外利用可能国・地域
ahamoの海外ローミングは、アメリカ、ヨーロッパ主要国、アジア各国を含む82の国と地域で利用可能です。最新の対応国については、ahamo公式サイトで確認してください。
povoの海外ローミング対応状況
povo(ポヴォ)は、現在のところ海外ローミングに対応していません。
povoの海外ローミングの制限
- データ通信は海外では利用不可
- 音声通話・SMSは国内限定
- Wi-Fi環境が必須
povoは、日本国内での利用に特化したプランであり、海外ローミングには対応していません。そのため、海外でインターネットを利用する場合は、現地のSIMカードやeSIM、モバイルWi-Fiを活用する必要があります。
海外での通信手段の代替案
povoを利用している場合や、ahamoの20GB制限を超えた場合に、海外での通信手段を確保する方法を紹介します。
① 現地のプリペイドSIMを購入
最もコストパフォーマンスが良い方法は、現地の通信キャリアが提供するプリペイドSIMを購入することです。
メリット:
- データ通信が安く利用できる
- 購入後すぐに利用可能
デメリット:
- SIMロック解除が必要な場合がある
- 購入の手間がかかる
② eSIMを利用する
最近では、eSIM対応の通信サービスが増えており、渡航前にオンラインで契約することで現地でスムーズに利用できます。
代表的なeSIMプロバイダ:
- Airalo
- Ubigi
- GigSky
③ 海外用モバイルWi-Fiをレンタル
空港やオンラインで申し込みが可能な、海外用モバイルWi-Fiをレンタルするのも1つの方法です。
メリット:
- 複数人でデータ通信を共有可能
- SIMカードの入れ替えが不要
デメリット:
- バッテリー管理が必要
- レンタル料金がかかる
まとめ
ahamoとpovoの海外ローミング対応状況は以下の通りです。
通信プラン | 海外ローミング | 特徴 |
---|---|---|
ahamo | 対応 | 82の国・地域で20GBまで無料 |
povo | 非対応 | 海外では利用不可(別の手段が必要) |
ahamoは海外ローミングが可能ですが、20GBの制限があります。一方、povoは海外では利用できないため、現地SIM・eSIM・モバイルWi-Fiなどを活用する必要があります。
渡航先の通信環境に応じて、最適な方法を選びましょう。
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