Mendixでユーザー入力したdecimal型の数値をそのまま保持しつつ、API送信時に1/100した値を使用する方法について解説します。このような要件では、Mendix内で数値を加工する仕組みを組み込む必要があります。以下の手順で簡単に実装できますので、ぜひ参考にしてください。
Mendixの数値をそのまま保持する方法
Mendixでは、ユーザーが入力したデータはそのまま保持され、特にデータベースに格納されます。これは、データをそのまま保持したい場合に便利です。しかし、API送信時に加工されたデータ(例:1/100にした値)を送信したい場合、Mendixの内部で数値を処理する方法を考えます。
API送信時に1/100する方法
API送信時に1/100した値を送信する方法には、Mendixの「microflow」を使う方法が有効です。microflowでは、データの変換や計算を自由に行うことができます。以下の手順で、ユーザー入力のdecimal型の値を1/100する処理を実装できます。
- Mendix Studioで新しいmicroflowを作成します。
- ユーザー入力のdecimal型の値をmicroflow内で受け取ります。
- 受け取った値に対して、数式を使い「値 / 100」を計算します。
- 計算結果をAPI送信時に利用できるように設定します。
これにより、ユーザーが入力した値はそのまま保持され、API送信時には1/100された値を送信することができます。
具体例:Mendixでの実装手順
実際にMendixでこの処理を行う際の具体的な手順は以下の通りです。
- 新しいMicroflowを作成し、ユーザー入力を受け取る変数を設定します。
- 次に、数式「$UserInput / 100」を使い、値を変換します。
- API送信の際に、変換後の値を使用してAPIリクエストを送信します。
この方法では、ユーザー入力値を変更することなく、API送信時に必要な変換が可能です。
まとめ
Mendixでユーザー入力のdecimal型の値をそのまま保持し、API送信時に1/100した値を使う方法は、microflowを利用することで簡単に実現できます。数値の変換を適切に行うことで、ユーザーが入力したデータをそのまま保存しつつ、API通信に必要な加工を行うことができます。これにより、Mendixの柔軟なデータ処理機能を活用することができます。


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