Word使用中に「保存できません、OneDriveがいっぱいです。保存するにはストレージを増やしてください」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、OneDriveのストレージが満杯になっていることが原因で発生します。この記事では、このエラーメッセージを解決するための方法をいくつか紹介します。
OneDriveのストレージを確認する
まず最初に確認すべきことは、OneDriveのストレージが満杯であるかどうかです。OneDriveのストレージを確認するには、ブラウザでOneDriveにアクセスし、右上の「ストレージ」をクリックします。ここで、現在の使用状況を確認できます。
もしOneDriveの容量がいっぱいであれば、不要なファイルを削除するか、別の場所に移動して、空き容量を確保する必要があります。
不要なファイルを削除する
OneDriveのストレージがいっぱいの場合、不要なファイルを削除することで空き容量を作ることができます。特に大きなファイルや古いバックアップファイルを見つけて削除することが有効です。
OneDriveにログイン後、「ファイル」を選択し、不要なファイルを選んで「削除」をクリックします。また、「ごみ箱」内のファイルも削除しておくと、さらに容量を確保できます。
OneDriveの設定を変更する
OneDriveのストレージがいっぱいでない場合でも、保存場所がOneDriveに設定されていることでエラーが発生することがあります。この場合、Wordの保存先を変更することで問題を解決できます。
Wordを開き、「ファイル」メニューから「オプション」を選択し、「保存」セクションに移動します。保存場所をOneDriveではなく、ローカルのPCに変更することで、OneDriveに依存せずに保存できるようになります。
OneDriveの同期を停止する
OneDriveの同期設定が問題を引き起こしている可能性もあります。OneDriveアプリをアンインストールしても改善しない場合、同期を一時停止することを試みましょう。
OneDriveのタスクバーアイコンを右クリックし、「同期の一時停止」を選択します。この設定を行うことで、Wordの保存時にOneDriveとの同期が行われず、エラーメッセージを回避することができます。
OneDriveのストレージを増やす
ストレージ容量が足りない場合、OneDriveのストレージを増やすことも一つの解決方法です。Microsoftは、追加ストレージの購入を提供しています。
OneDriveの設定画面から「ストレージを管理」を選択し、容量の追加を検討することができます。これにより、今後の使用時にも十分なストレージを確保することができます。
まとめ
「OneDriveがいっぱいです」というエラーメッセージは、OneDriveの容量が不足している場合に発生しますが、容量を確認・削除・変更することで簡単に解決できます。また、保存先をローカルに変更したり、同期を停止することも有効です。これらの方法を試して、Wordの保存エラーを解消しましょう。


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