ネットワークを切り分けることで、パルワールドのサーバー用PCと遊ぶ用PCをより効率的に動作させる方法について解説します。今回は、2台のルーター(NECとBuffalo)とスイッチングハブを使った設定方法を中心に、ネット速度の問題を解決するための具体的な手順を説明します。
ネットワーク切り分けの目的と必要性
複数台のPCを異なるネットワークで動作させることにより、ネットワークの帯域を分けることができ、各PCの通信速度を最適化することができます。特に、ゲームサーバーと遊ぶPCでネットワークを切り分けることで、サーバー側の負荷を軽減し、遊ぶPCの速度低下を防ぐことができます。
質問者の方が直面している問題は、現在使用している2台のルーターとスイッチングハブを使って、サーバー用PCと遊ぶ用PCでネットワークを分けた際に、片方がうまく接続できるものの、もう片方がうまくいかないという問題です。この問題を解決するための設定方法を紹介します。
2台のルーターを使ったネットワーク切り分けの基本設定
2台のルーターを使ってネットワークを切り分けるためには、各ルーターが異なるサブネットを使用するように設定する必要があります。これにより、2台のルーターは独立して動作し、ネットワーク上で干渉しないようになります。
まず、1台目のルーター(NECのwx5400hp)は、PPPoE接続を使用してインターネットに接続します。2台目のルーター(Buffaloのwsr-3200ax4b-bk)は、PPPoEではなく、ブリッジモードまたはアクセスポイントモードに設定します。これにより、Buffaloルーターがインターネット接続を共有し、サーバー用PCと遊ぶ用PCに異なるIPアドレスを割り当てます。
ルーターとスイッチングハブの接続方法
2台のルーターを適切に接続するために、スイッチングハブを利用します。具体的には、次のように接続します。
- NECルーター(PPPoE接続)からスイッチングハブに接続
- Buffaloルーターは、スイッチングハブを介してNECルーターに接続し、インターネット接続を共有
- サーバー用PCと遊ぶ用PCは、それぞれ適切なルーターまたはスイッチングハブに接続
この接続方法により、各PCが異なるルーターを通じてインターネットに接続されるようになります。
設定後の確認とトラブルシューティング
ネットワーク設定を変更した後は、各PCの接続状態を確認し、インターネットへの接続が正常であることを確認します。特に、ゲームのプレイ中に速度低下や接続不良が発生しないことをチェックします。
もし接続に問題が発生した場合、以下の点を再確認してください。
- 各ルーターのIPアドレスが正しく設定されているか
- サーバー用PCと遊ぶ用PCのIPアドレスが異なるサブネットに割り当てられているか
- ネットワークケーブルが正しく接続されているか
まとめ
ネットワークを切り分けるために、2台のルーターとスイッチングハブを利用する設定方法を解説しました。これにより、パルワールドのサーバー用PCと遊ぶ用PCを効率的に動作させることができ、ネット速度の低下を防ぐことができます。設定後は、各PCのネットワーク接続を確認し、問題が発生した場合は設定を見直すことが重要です。


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