PowerPointでスライドに音声ファイルを挿入すると、再生時にオーディオマークが表示されることがあります。今回は、スライドショーで録画した動画に音声を追加する際に、オーディオマークを消す方法について解説します。
1. PowerPointでの音声挿入について
PowerPointでは、スライドに音声や動画を簡単に挿入することができます。音声は通常、オーディオアイコンとして表示され、スライドショーの間に再生されます。しかし、オーディオマークがスライド上に表示されることがあります。特に、音声がスライドに直接挿入されている場合、オーディオアイコンが視覚的に邪魔になることがあります。
これは、PowerPointが挿入した音声ファイルを「オーディオオブジェクト」として認識し、スライド上にアイコンを表示するためです。これを非表示にする方法を紹介します。
2. オーディオアイコンを非表示にする方法
オーディオアイコンをスライド上で非表示にする方法は、次の通りです。
- 手順1:スライドに挿入された音声ファイルを選択します。
- 手順2:「オーディオツール」の「再生」タブを開きます。
- 手順3:「オーディオアイコンを非表示にする」にチェックを入れます。
これで、スライド上にオーディオアイコンが表示されなくなり、スライドショー中に視覚的に気になることはありません。
3. 音声の再生設定の確認
音声が非表示になっても、再生は正常に行われますが、音声の再生設定も重要です。音声の開始方法やループ再生など、設定を変更することができます。
- 手順1:「再生」タブで、「開始」オプションを確認します。
- 手順2:「自動」または「クリック時」に設定し、再生のタイミングを調整します。
- 手順3:必要に応じて「ループ」や「スライド変更時に停止」などのオプションを選択します。
これらの設定を行うことで、音声の再生タイミングをコントロールし、スライドショーをスムーズに進行させることができます。
4. スライドショー録画時の音声確認
スライドショーを録画する際に音声が正しく再生されているかを確認しましょう。録画中にオーディオアイコンが表示されないことを確認してから、録画を開始することをお勧めします。
録画後、再生して音声が正常に流れていることを確認してください。オーディオアイコンが表示されない状態で音声がスムーズに流れるはずです。
まとめ
PowerPointで音声ファイルを挿入した際にオーディオマークを非表示にする方法は非常に簡単です。「オーディオツール」の設定でオーディオアイコンを非表示にすることができます。これにより、プレゼンテーションや録画した動画がよりプロフェッショナルに仕上がります。音声の再生設定や録画後の確認も忘れずに行い、スムーズなスライドショーを実現しましょう。


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