Macに移行する際、外付けHDDのフォーマット選びは非常に重要です。特に、HFS+とAPFSという2つのフォーマットがありますが、どちらが適しているか迷うこともあるでしょう。この記事では、両者の特徴と、どのような状況でどちらを選ぶべきかを解説します。
1. HFS+とは?
HFS+(Mac OS拡張)は、従来のMac OSのファイルシステムです。長年にわたって使用されてきたため、Macとの互換性が非常に高いことが特徴です。外付けHDDを長期間使用したい場合や、他のMacでも使う予定がある場合には、HFS+が適している場合があります。
2. APFSの特徴と利点
APFS(Apple File System)は、Mac OS High Sierra以降で導入された新しいファイルシステムです。APFSは、高速で効率的なファイルの読み書きが可能で、特にSSDに最適化されています。セキュリティ面でも強化されており、ファイルやボリュームの暗号化が簡単に行える点が魅力です。
3. どちらのフォーマットを選ぶべきか
APFSは新しいシステムであり、特にSSDドライブとの相性が良いため、最新のMacやSSDを使用している場合にはAPFSを選ぶことが推奨されます。一方、外付けHDDでHFS+を選ぶ場合、古いMacとの互換性を考慮した選択となります。
4. 実際の利用シーンにおける選択肢
もし外付けHDDを主にバックアップやデータ転送に使用する場合、HFS+が十分に対応できます。しかし、ファイルシステムの効率を最大限に活用したい場合や、MacBookなどで最新OSを使用するなら、APFSの方が有利です。
5. まとめ
最終的な選択は、あなたの使用環境やデバイスによりますが、基本的には最新のMacとSSDを使っている場合にはAPFSを、古いMacや外付けHDDを使う場合にはHFS+を選ぶと良いでしょう。
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