ロゴやラベルのデザインが完成しても、そのデザインをベクター化する作業に自信がない方は、パス化を専門のデザイナーに依頼することが一般的です。しかし、どのサービスやフリーランサーに依頼するべきか、どのように選ぶかは悩むところです。この記事では、パス化の依頼に関する注意点と選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
1. 依頼する際のポイント
まず最初に、パス化の依頼をする前に、以下の点を整理しておきましょう。依頼内容を明確にし、納期や予算、仕上がりの品質に対して具体的な期待を持つことが重要です。
1.1 依頼するファイルの形式とサイズ
依頼するファイルの形式は、元のデザインがどのような形式であるかに関係します。例えば、手書きのデザインの場合、その写真やスキャン画像を提供することになるため、十分に高解像度で提供することが求められます。
1.2 納期と予算
納期と予算についても、依頼前に決めておくべきポイントです。急いでいる場合は短納期の依頼をする必要があるかもしれませんが、その場合は追加料金がかかる場合があります。予算に応じて品質を期待しましょう。
2. 依頼先を選ぶ際の注意点
どこに依頼するかによって、仕上がりや対応スピード、料金が大きく変わることもあります。信頼できるサービスを選ぶためのポイントを紹介します。
2.1 過去の実績とレビュー
過去の実績やレビューを確認することが重要です。パス化を依頼した他のクライアントの評価を参考にすることで、サービスの品質や対応力を知ることができます。
2.2 提供するサンプルデザインの確認
依頼前に、サービス提供者がどのようなパス化デザインを行っているのか、サンプルデザインを提供してもらい、確認することをおすすめします。自分のデザインに近いものを参考にすることで、イメージのズレを減らすことができます。
3. オンラインサービス vs フリーランサー
パス化の依頼には、オンラインサービスやフリーランサーを利用する方法があります。それぞれの特徴とメリットを比較してみましょう。
3.1 オンラインサービス
オンラインサービスを使うと、比較的手軽に依頼できます。料金が明確で、納期も短いことが多いですが、個別のニーズに柔軟に対応してもらえるかどうかはサービスに依存します。
3.2 フリーランサー
フリーランサーを利用する場合、依頼主との直接のやり取りが可能です。自分のニーズに合わせた柔軟な対応が期待できますが、相手のスケジュールや品質にばらつきがあることもあるので注意が必要です。
4. 提供したデザインの修正について
デザインをパス化してもらった後、納品物に修正が必要になることがあります。その際の対応についても事前に確認しておくと安心です。
4.1 修正の範囲と料金
修正にかかる費用や範囲を明確にしておくことが大切です。無料で修正をしてもらえる範囲や、追加料金がかかる場合についても予め確認しましょう。
まとめ
パス化の依頼をする際は、依頼内容を整理し、信頼できるサービスやフリーランサーを選ぶことが大切です。また、納期や予算、修正対応なども事前に確認しておくことで、スムーズに進めることができます。自分に合った依頼方法を選び、満足のいく仕上がりを手に入れましょう。


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