卒業論文などで、Wordを使って縦書きの文書を作成したい場合、特に横向きに設定することが求められるシチュエーションもあります。本記事では、Wordでの縦書きの設定方法に加えて、ページを横向きに変更する方法をご紹介します。
Wordで縦書き文書を作成する方法
まず、Wordで縦書きの文書を作成するには、以下の手順に従って設定を行います。これにより、ページの向きに関係なく、縦書きの体裁を整えることができます。
1. ページ設定で縦書きを選択
縦書きにするためには、まずページ設定を変更する必要があります。次の手順で進めましょう。
- 「ページレイアウト」タブをクリックします。
- 「文字方向」ボタンをクリックし、縦書きを選択します。
これで、文書が縦書きの体裁に変わります。
Wordでページを横向きに設定する方法
卒業論文では、縦書きだけでなく、ページを横向きに変更する必要がある場合もあります。以下の手順で、Wordでページを横向きに設定する方法をご紹介します。
1. ページ向きを変更する
ページの向きを横向きに変更する手順は次の通りです。
- 「ページレイアウト」タブを選択します。
- 「ページ設定」グループの「方向」をクリックし、「横」を選択します。
これで、Word文書のページが横向きになります。
縦書きと横向きのページ設定を組み合わせる方法
もし、卒業論文の中で縦書きと横向きのページを組み合わせて使いたい場合は、セクション区切りを使うことで実現できます。以下の手順で、縦書きページと横向きページを切り替えることができます。
1. セクション区切りを挿入する
セクション区切りを使うことで、異なるページ設定を個別に管理することができます。次の手順でセクション区切りを挿入します。
- カーソルを、ページ設定を変更したい位置に置きます。
- 「ページレイアウト」タブを選択し、「区切り」をクリック。
- 「次のページから開始」の「セクション区切り」を選択します。
これで、異なるページ向きの設定をすることができます。
実際の設定例
具体的な例を挙げると、例えば卒業論文で、最初の部分は縦書きでページが縦向き、続いてグラフなどを横向きで挿入したい場合、この方法を使えば一つの文書内で縦書きと横向きのページを自由に切り替えながら作成できます。
まとめ
Wordで卒業論文を作成する際に、縦書きや横向きページを適切に設定することは非常に重要です。縦書き設定とページ向きの変更を活用し、セクション区切りを利用することで、複雑なレイアウトも簡単に管理することができます。これらの設定を使いこなして、より良い論文作成に役立ててください。


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