クリップスタジオで誤ってA4サイズで制作してしまった原稿を、B4サイズに変更する方法を探している方のために、この記事ではその手順を解説します。レイヤーの内容や原稿用紙のサイズを変換する方法をわかりやすく紹介します。
原稿用紙のサイズを変更する方法
まず、原稿用紙のサイズをB4に変更するためには、次の手順を踏んでください。
- 「編集」メニューから「キャンバス設定」を選択します。
- 「キャンバス設定」ウィンドウが開いたら、右側にある「サイズ」の欄で「B4」を選択します。
- 「OK」を押すと、原稿用紙のサイズがA4からB4に変更されます。
この操作で原稿用紙自体のサイズは変更できますが、レイヤーの内容はそのままのサイズになりますので、レイヤーも合わせて調整する必要があります。
レイヤーをB4サイズに合わせて拡大する方法
レイヤー全体をB4サイズに合わせるためには、レイヤーを選択し、次の手順で拡大します。
- 変更したいレイヤーを選択します。
- 「編集」メニューから「変形」を選び、「自由変形」をクリックします。
- 変形用のボックスが表示されるので、レイヤーの角をドラッグして、B4サイズに合わせて拡大します。
- 拡大が完了したら、変形を確定するために「OK」を押します。
この方法で、A4サイズで描いた内容をB4サイズに拡大できますが、拡大後に画像が荒れたりすることがあるので注意が必要です。場合によっては、細かい部分を手直しする必要があります。
レイヤーの比率を変更する
レイヤー全体を拡大せず、比率を変更して調整する方法もあります。この方法では、レイヤーを拡大する代わりに、レイヤーの内容を引き伸ばしてB4サイズに合わせることができます。
- 対象のレイヤーを選択し、「編集」から「変形」を選び、「スケール」を選択します。
- 「スケール」の設定で、X軸とY軸の比率を調整し、B4サイズに収まるように設定します。
- 設定後、「OK」で確定します。
この方法では、画像の縦横比を自由に調整できるため、レイヤーの内容が適切にB4サイズに収まります。ただし、内容が引き伸ばされるため、見栄えが変わることがある点を考慮してください。
まとめ
クリップスタジオでA4サイズの原稿をB4サイズに変更するには、原稿用紙のサイズ変更後、レイヤーを調整する必要があります。レイヤーを拡大する方法や比率を変更する方法を使い分けることで、元のデータを活かしつつ、サイズ変更をスムーズに行うことができます。これらの手順を参考にして、作業を進めてください。


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