CLIP STUDIOの図形機能を使って楕円を描画する際、「中央から開始」のオプションを選んでも中央から描画されない場合があります。この問題にはいくつかの設定や確認すべき点が存在します。この記事では、その原因と対処方法について解説します。
「中央から開始」オプションの基本的な設定方法
CLIP STUDIOの図形ツールには、「中央から開始」というオプションがあります。この設定をオンにすると、楕円や円が描画される際に、マウスをドラッグした位置ではなく、描画開始時にカーソル位置を中心として描画されるようになります。基本的には、チェックを入れることで中央から描画が始まるはずです。
しかし、この設定が機能しない場合、いくつかの設定や手順を確認する必要があります。
確認すべきその他の設定項目
「中央から開始」のチェックを入れても描画されない場合、まずは以下の点を確認してみましょう。
- 描画モードの設定: 楕円を描画する際に、選択している描画モードが「円」や「楕円」になっていることを確認します。
- アクティブレイヤー: 描画するレイヤーがアクティブになっているかどうかを確認しましょう。レイヤーが非アクティブだと、描画が正しく反映されません。
- ツールの初期化: ツールの設定を一度リセットしてみるのも有効です。「ツール設定」を開き、「初期化」を選択してみてください。
楕円描画ツールのカスタマイズと注意点
「中央から開始」オプションが機能しない場合、ツールの設定に問題がある可能性もあります。例えば、楕円の比率や描画の開始位置を手動で調整する設定が影響していることがあります。
また、ツールの設定で「楕円の比率」が固定されている場合、描画開始位置が期待通りにならないこともあります。この場合、比率を調整して再度描画してみてください。
カスタマイズされたショートカットキーの確認
CLIP STUDIOでは、ショートカットキーをカスタマイズすることができます。もしショートカットキーを変更している場合、誤って設定を変更したことが原因で描画が期待通りにいかないこともあります。
ショートカットキーを確認し、必要であれば元の設定に戻すことで、正しく描画できるようになります。
まとめ
CLIP STUDIOで楕円を「中央から開始」するためには、ツール設定やレイヤー設定を確認することが重要です。もし「中央から開始」が機能しない場合は、ツールのリセットや描画モードの確認、さらにはショートカットキー設定を見直すといった対策を試してみましょう。これらの確認を行うことで、正確に楕円を中央から描画することができるようになります。
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