Microsoft Accessでクエリを実行する際に、「構文エラー:コンマがありません」というエラーメッセージが表示される場合、IIf関数における構文ミスが原因であることが多いです。この記事では、エラーを解消し、正しい構文でIIf関数を使う方法を解説します。
1. IIf関数の基本的な使い方
Microsoft AccessのIIf関数は、条件式を評価し、条件が真であれば一つの値を返し、偽であれば別の値を返す関数です。基本的な構文は以下の通りです。
IIf(条件, 真の場合の値, 偽の場合の値)
例えば、以下のように使用することができます。
IIf([金額]>9999, "高額", "低額")
2. 「構文エラー:コンマがありません」の原因
質問者が提示したコード「IIf([金額]>9999,”高額”,”低額”)」では、構文エラーが発生しています。このエラーの原因は、IIf関数の各引数の間に誤って「:」が使用されているためです。正しい構文では、各引数をカンマ(,)で区切る必要があります。
3. 正しいIIf関数の書き方
エラーを解消するためには、以下のように書き換えます。
IIf([金額]>9999, "高額", "低額")
これでエラーは解消され、条件に基づいた「高額」または「低額」という値を返すことができます。
4. まとめ
IIf関数の構文エラー「コンマがありません」の原因は、引数を区切る際にカンマではなく、誤って別の記号が使用されていたためです。正しい構文に修正することで、エラーを解消できます。また、IIf関数は非常に便利な関数で、条件に応じて動的にデータを処理することができますので、ぜひ活用してみてください。


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