Excelで残業時間を自動計算する方法 – A列とB列の計算式の設定

Excel

Excelを使って残業時間を計算する際に、A列とB列を使って、残業時間を自動的に計算したいという場合に役立つ方法を紹介します。質問の内容に沿って、A列はいつも0.15となり、B列は残業時間の長さに応じて計算されるようにします。

基本的な計算式の設定

まず、A列とB列に入力する計算式について説明します。

  • A列:A列には、通常、残業時間が15分の場合は0.15を入力します。残業時間が45分の場合も、A列には0.15を入力します。これに関する計算式は以下の通りです。
=IF(残業時間<=15/60, 0.15, IF(残業時間<=30/60, 0.15, IF(残業時間<=45/60, 0.15, 0)))

上記の計算式で、残業時間が15分以内ならA列に0.15が入力されます。

B列の計算式の設定

次に、B列の計算式を設定します。B列は残業時間が15分を超えると、その時間に対応した値を入力します。

  • B列:残業時間が15分から30分の場合は0.15、30分から45分の場合は0.30を入力します。以下の計算式を使用して、B列に自動的に入力されるようにします。
=IF(残業時間>15/60, 0.15, IF(残業時間>30/60, 0.30, 0))

この計算式により、B列には残業時間に応じた値が自動的に入力されます。

時間を繰り上げる方法

次に、A列とB列の残業時間が60分以上になった場合、1時間に繰り上げて表示する方法を説明します。

  • 繰り上げ:60分を超えた場合、残業時間を1時間として計算するために、以下の計算式を使用します。
=IF(残業時間>=60/60, 1, 0)

この計算式により、60分以上の残業時間があった場合、自動的に1時間としてカウントされます。

例:75分の残業時間の場合

例えば、75分の残業があった場合、A列とB列の値は以下のようになります。

  • A列:0.15
  • B列:1.15(0.15 + 1時間)

このように、75分を超えた分の時間が繰り上げて計算されることになります。

まとめ

Excelを使って残業時間を計算する際には、A列とB列の計算式を設定しておくことで、自動的に残業時間を集計できます。60分を超える場合に繰り上げる設定も行うことで、時間の管理がスムーズになります。

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