Windows 11にアップデート後、JPGやJPEG画像の名前に拡張子が常に表示される問題に直面することがあります。エクスプローラーのオプションで「登録されている拡張子は表示しない」にチェックを入れても、画像名の後ろに拡張子が表示される場合があります。この記事では、この問題を解決する方法について解説します。
1. 拡張子が表示される原因
Windowsでは、通常、既知の拡張子（.jpgや.jpegなど）を非表示にする設定が有効になっています。しかし、何らかの理由でこの設定が無効になってしまうことがあります。また、画像やファイルの管理設定に関連した問題や、設定ファイルの不具合が原因の可能性もあります。
2. エクスプローラーのオプション設定の再確認
まず、エクスプローラーのオプション設定を再確認しましょう。以下の手順で設定を確認します。
- 「スタート」メニューから「エクスプローラー」を開きます。
- 「表示」タブをクリックし、「オプション」を選択。
- 「フォルダーオプション」ウィンドウが開いたら、「表示」タブを選択します。
- 「登録されている拡張子は表示しない」にチェックが入っているか確認し、もし外れていたらチェックを入れます。
3. 設定をリセットしてみる
上記の設定を確認しても問題が解決しない場合は、設定をリセットすることで問題が解消されることがあります。以下の手順で設定をリセットします。
- 「スタート」メニューから「設定」を選択。
- 「システム」>「回復」を選択し、右側の「設定をリセットする」をクリック。
- 設定をリセットすることで、ファイルエクスプローラーに関連する設定が初期化されます。
4. レジストリを修正する方法
レジストリ設定の変更によって、拡張子表示の問題を解決できる場合もあります。レジストリを変更する前に、必ずバックアップを取るようにしてください。レジストリを修正する手順は以下の通りです。
- 「スタート」メニューから「regedit」と入力して「レジストリエディタ」を開きます。
- 「HKEY_CLASSES_ROOT」>「.jpg」>「ShellEx」>「IconHandler」を選択。
- 右クリックして「削除」を選びます。
- 変更後、パソコンを再起動し、再度拡張子が表示されるか確認します。
まとめ
Windows 11でJPG拡張子が常に表示される問題は、エクスプローラーの設定やレジストリの問題によって引き起こされることが多いです。上記の手順で、設定の確認や修復を試みることで解決することができます。それでも解決しない場合は、Windowsのアップデートやシステムの再インストールを検討してみてください。
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