ExcelやGoogleスプレッドシートで特定の条件を使って集計したい場合、関数を使うことで簡単に集計できます。この記事では、年齢層、回答内容、理由の3つの条件を使って集計する方法を紹介します。
1. 使いたい関数:COUNTIFS
条件付き集計をするために使用する関数は「COUNTIFS」です。この関数は複数の条件を指定して、それに一致するセルの数をカウントします。以下に具体的な例を紹介します。
2. 例:年齢層(◯代前半 or 後半)、回答内容(あり or なし)、理由(理由1〜理由5)を集計する
例えば、以下のようなデータがあるとします:
- 40歳 あり 理由1
- 29歳 なし 理由5
- 33歳 あり 理由2
これを集計するためには、COUNTIFS関数を使って、以下のように記述します:=COUNTIFS(A:A, ">=30", A:A, "<40", B:B, "あり", C:C, "理由1")
3. 条件の設定方法
上記の例で使用した「COUNTIFS」関数の構成は次の通りです:
- 範囲A:A(年齢列)に対して条件「>=30 and <40」を指定
- 範囲B:B(回答列)に対して「あり」の条件を指定
- 範囲C:C(理由列)に対して「理由1」の条件を指定
この式により、30代の前半(30歳以上40歳未満)の「あり」という回答で「理由1」を選んだ人の数をカウントできます。
4. 他の集計方法と応用例
この方法を使うことで、さらに多様な条件で集計できます。例えば、年齢層をさらに細かく分けたり、異なる理由を集計したりすることも可能です。また、Excelのフィルタ機能と組み合わせることで、より簡単にデータを絞り込んで集計することもできます。
5. まとめ
「COUNTIFS」関数を使用することで、年齢層、回答内容、理由など複数の条件を指定して、集計することができます。これを使えば、スプレッドシートやExcelで簡単にデータ分析ができるようになります。


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