タイムマシンのバックアップができない場合の対応方法とAPFSのフォーマット設定

Macintosh(Mac)

Mac mini M1やM2チップを使用している場合、または他のMacでタイムマシンバックアップがうまくいかない場合、ターゲットディスクのフォーマット設定が原因の一つかもしれません。特にAPFS(Apple File System)の設定方法に関して注意が必要です。今回は、APFSの設定とタイムマシンバックアップのトラブルシューティングについて解説します。

1. APFSのフォーマット設定

タイムマシンでバックアップを取るには、ターゲットディスクを適切にフォーマットする必要があります。Macに外部ドライブを接続した後、ディスクユーティリティを開き、ターゲットドライブを選択して「消去」をクリックします。このとき、フォーマットを「APFS」に設定します。APFSは、MacOS Sierra以降で使用されている標準的なファイルシステムです。

2. APFS-Case-Sensitiveの設定

APFSのフォーマットには「Case-Sensitive」と「Case-Insensitive」があります。タイムマシンを利用する際には、一般的に「Case-Insensitive」(大文字と小文字を区別しない)の設定を使用することが推奨されています。「Case-Sensitive」だと、特定のアプリケーションや設定で問題が発生することがあるため、注意が必要です。

3. タイムマシンのバックアップ設定確認

タイムマシンの設定を確認するためには、システム環境設定の「タイムマシン」を開き、バックアップ先として設定されている外部ドライブが正しく表示されているかを確認します。また、バックアップが正常に行われていない場合、再度バックアップを設定し直してみてください。

4. タイムマシンが動作しない場合のトラブルシューティング

タイムマシンが動作しない場合、ディスクのフォーマットや接続の問題、さらにはOS自体の問題が考えられます。まずは、外部ドライブが正しく接続されていることを確認し、ディスクユーティリティを使って「First Aid」を実行して、ドライブの状態を確認します。また、必要に応じてシステムの再インストールや修復を試みることも効果的です。

5. まとめ

タイムマシンのバックアップができない場合、ターゲットディスクのAPFSフォーマット設定が原因となっていることが多いです。APFSの「Case-Insensitive」設定を選ぶこと、そしてタイムマシンの設定を再確認することで問題が解決することがあります。これらの手順を試しても解決しない場合は、さらなるトラブルシューティングが必要です。

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