インスタ360 GO 3で撮影した動画をYouTubeにアップする際、他の人の顔が写り込んでしまっている場合、顔をぼかしたいというニーズが生じることがあります。この記事では、インスタ360 Studioで顔をぼかす方法と、他のソフトを使用する方法について解説します。
1. インスタ360 Studioで顔をぼかす方法
残念ながら、インスタ360 Studioには顔をぼかす機能は組み込まれていません。したがって、動画をインスタ360 Studioで編集した後、他の編集ソフトを使って顔をぼかす必要があります。インスタ360 Studioでは動画のカットや簡単な編集ができますが、顔を自動的に認識してぼかす機能はありません。
2. 他のソフトを使って顔をぼかす方法
インスタ360 Studioで動画を作成した後、顔をぼかす作業は他のソフトで行います。無料で利用できるソフトの中でおすすめなのは、ShotcutやDaVinci Resolveです。これらのソフトでは、動画の一部を手動または自動でトラッキングし、顔部分をぼかすことができます。
また、有料のソフトであれば、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proも非常に強力な顔ぼかし機能を提供しています。これらのソフトを使用すれば、より精密で自動化された顔ぼかし作業が可能です。
3. 顔をぼかすための手順(Shotcutを使用した場合)
無料の動画編集ソフト「Shotcut」を使って顔をぼかす手順は以下の通りです。
- Shotcutをインストールし、インスタ360 Studioで編集した動画をインポートします。
- 動画のタイムライン上で、ぼかしたい顔が写っている部分を選択します。
- 「フィルタ」タブから「ぼかし」フィルターを適用し、顔部分をぼかします。
- 動画がスムーズに再生されるように、必要に応じてぼかし範囲を調整します。
- 編集が完了したら、動画をエクスポートして保存します。
この方法で、簡単に顔をぼかして、YouTubeにアップすることができます。
4. 顔をぼかすための手順(DaVinci Resolveを使用した場合)
DaVinci Resolveを使用する場合、トラッキング機能を利用して自動的に顔を追跡し、ぼかしを加えることができます。手順は以下の通りです。
- DaVinci Resolveをインストールし、動画をインポートします。
- 「カラー」タブで顔部分を選択し、トラッキングを開始します。
- トラッキングした範囲に「ぼかし」効果を加えます。
- 編集が完了したら、動画をエクスポートします。
DaVinci Resolveは無料でも非常に多機能なので、特に顔ぼかしの精度が高く、プロフェッショナルな仕上がりを目指せます。
5. まとめ
インスタ360 GO 3で撮影した動画に顔が写り込んでいる場合、インスタ360 Studio自体には顔ぼかし機能はありませんが、他の無料または有料の編集ソフトを使って簡単に顔をぼかすことができます。ShotcutやDaVinci Resolve、Adobe Premiere Proなど、使いやすいツールを選び、自分のニーズに合わせて編集しましょう。


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