スプレッドシートで特定のシートだけを編集・表示可能にする方法【WPS】

Excel

WPS Officeのスプレッドシートでは、複数のシートを管理する際に、特定のシートにアクセスを制限したい場合があります。例えば、共有相手には一部のシートは編集可能にし、他のシートは閲覧のみ許可したい場合などです。この記事では、その方法について詳しく解説します。

WPSスプレッドシートの共有設定方法

WPS Officeのスプレッドシートを共有する際、通常は「共有設定」を利用して、他のユーザーとシートを共有することができます。しかし、特定のシートを見せるだけで編集を禁止したり、数式を非表示にしたりする設定が可能な方法も存在します。

シートの編集制限を設定する方法

特定のシートを見せるだけで、他のシートの編集を制限するには、まずそのシートを「保護」する設定を行う必要があります。シート保護機能を使用することで、指定したセルや範囲のみ編集可能にし、他の部分にはアクセスできなくなります。

実際の操作手順としては、シートを選択した後、「シート保護」のオプションを有効にし、必要なセルにのみ編集許可を与えます。これにより、指定された範囲以外のセルは編集できなくなります。

数式の表示を非表示にする方法

WPS Officeで数式を非表示にする方法もあります。シート保護を設定する際に、数式が表示されないように設定するオプションが含まれています。この設定を有効にすることで、編集可能なセルに入力された数式を他のユーザーが見ることができなくなります。

具体的には、セルを選択した後、「セルの書式設定」から「保護」を選択し、「ロック」オプションを設定します。その後、シート全体に保護をかけることで、数式が非表示になります。

WPSスプレッドシートでのシート管理の実例

例えば、あるプロジェクトで、予算管理シートをチームメンバーと共有したいと考えた場合、予算詳細は編集可能にし、計算に使用する数式や内部データは編集できないように設定します。この方法を使うことで、重要なデータが変更されることなく、メンバーが必要な部分だけを操作できるようになります。

まとめ

WPS Officeのスプレッドシートでは、シート保護機能を使うことで、特定のシートやセルを編集制限したり、数式を非表示にすることが可能です。これにより、他のユーザーが意図しない変更を行うことなく、必要なデータだけを安全に共有することができます。これらの設定を活用して、より効率的なデータ管理を行いましょう。

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